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【考察】まだ免許がないのに、先にバイクを買ってしまうのはなぜ?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクの免許を取得したいと思っている、もしくは取得のため教習所に通っている「バイク乗り予備軍」は、免許を取得する前にバイクを買うという行動を起こしてしまう場合がある。なぜ免許がないのにバイクを購入するのか?を考察してみたい。

目次

「バイク乗り」の定義

まずは「バイク乗り」とは、どういう状態を指すのかを定義しておきたい。

「バイク乗り」を構成する3大要素
①バイク乗りたい自分
②運転免許を持っている状態
③バイク本体を所有している状態

①の「バイクに乗りたい自分」は当然必要だろう。「バイク乗り予備軍」にとって、バイクに乗るという行為が夢であり憧れでなければならない。自分の近くにいるバイク乗り、または映画や漫画、アニメなどでバイクに乗っているキャラクターやシーンに強い影響を受けたなど、理由は様々あれど、この気持ちがない状態でバイクに乗っていたとしたら、それは「バイク乗り」ではなく「単にバイクに乗れる人」である。①②③が全て揃って、初めて「バイク乗り」と言えるのだ。

「バイク乗り予備軍」が先にバイクを購入する理由

①②③の順番で進めることが本来的には正しい流れと言えるのだが、②は免許取得費用というコスト以外に、技術と知識の習得が必要であり、それなりの時間と労力を要する。しかし、③はお金を都合できれば解決できるハードルだ。一部の①の思いが強めな「バイク乗り予備軍」が順番を無視して③の「バイクの所有」を先に行ってしまうのは、バイクへの強いあこがれと、先にお金さえあれば解決できる問題を優先して解決した結果と言えるのだ。

しかし、②を飛び越えて、①と③がある状態の「バイク乗り予備軍」は、「無免許運転」をしてしまうというリスクが高まることになる。そういった理由から、免許取得前にバイクを購入するかどうかを周囲に相談した場合は、やんわりと反対されるだろう。しかしその「バイク乗り予備軍」の①への思いが強すぎた場合、たとえ免許がなくとも今すぐバイクが欲しくなってしまう。いや、もっと言うと、「バイク乗り予備軍」は、免許が欲しいわけでも、バイクだけが欲しいわけでもない。あくまで「バイク乗り」になりたいのであって、①だけの1/3の状態から、①と③をもつ2/3の状態になって、少しでも早く「バイク乗り」に近づきたいし、自ら「バイク乗り」への道を遠ざけるような「無免許運転」という愚行を間違っても犯さない忍耐力だけはあるのだ。

ちなみに、②③だけがある状態=「単にバイクに乗れる人」、①③だけがある状態=「無免許運転のリスクがある人」だが、①②だけがある状態は「レンタルバイクでバイクに乗る人」と定義しておく。①②③全て揃って初めて「バイク乗り」であり、レンタルバイクでバイクを楽しむ人もいるとは思うが、ここでは本来のバイク乗りとは一線を画しておく。

「バイク乗り予備軍」が先にバイクを購入する説得材料

上述した通り、①と③を満たしてしまうと「無免許運転」のリスクが高まることから、周囲からは反対されることが多い。そういった周囲の反対を押し切ってバイクを先に購入するための説得材料をいくつか紹介しておこう。

「お得に購入できる」という可能性

免許取得前からバイク購入を検討するということは、時間の余裕がつくれるということだ。その結果、自分にぴったりの1台を選ぶ時間もできるし、いざ購入時には販売店との値段交渉にもじっくりと臨むことができる。免許取得後では、早くバイクの乗りたい思いから気が焦ってしまい、こういった交渉ができない可能性があるのだ。また、購入時期を選べることから、メーカーや販売店が実施しているキャンペーンを使える可能性も広がる。そのキャンペーンが終わる前にバイクを購入したほうがお得と言える。経済的合理性で周囲を説得しよう。

「今じゃないと購入できない」という可能性

バイクは車ほど多くの在庫があるわけではなく、特に人気のあるモデルや限定モデルは、タイミングが悪いとすぐに売り切れてしまうことがある。特に中古車の場合は、「状態の良い人気車」はすぐに買わないと売れてしまう可能性が高く、まさに一期一会の存在だ。「免許を取るまで待っていたら手に入らないかもしれない」という可能性、機会損失というワードで周囲を説得しよう。

「オブジェにもなる」という可能性

バイクは単なる移動手段ではなく、その造形美からバイクそのものが「アート」のように感じられる(人たちもいる)。たとえ免許がなくても、手元に置いておくだけで、芸術品のようにオブジェとして活用可能なのだ。庭にある池や木や石に機能的な価値を求めていないのと同様に、バイクもただあるだけで意味がある。バイクを見ながらお酒を飲むだけで癒しになるのだという、心の安寧というワードで周囲を説得しよう。

バイク購入の手順と流れ

購入の基本ステップ

購入から納車までの具体的な流れを解説しておく。まず、自分のニーズに合ったバイクを選び、販売店と交渉しよう。次に、必要な書類を揃え、契約をする。その後、バイクの納車日を決定し、納車時に必要な手続きを行う。また、納車前にはバイクの状態や書類の確認などをしっかり行うことで、トラブルを回避することができる。基本的にはこのようなステップとなっている。

購入時に必要になるもの

バイクを購入する際に必要なものは以下の通り。新車・中古車、排気量により多少異なるが、基本的な書類は共通している。

  1. 住民票
  2. 印鑑
  3. 保証人(購入者が未成年の場合は、保護者など保証人が必要)
  4. 購入費用

バイクを購入する際はこれらの書類をきちんと確認して用意しておくこと。

バイク購入後の注意点

保険の選び方

バイクに乗るには、必ず自賠責保険に加入する必要だ。また、いざという時のために任意保険にも加入しよう。自分のニーズに合った保険を選び、万が一の事故に備えることも大切だ。万が一のロードサービスなどへの加入も検討しておこう。

車検とメンテナンス

バイクは、定期的にメンテナンスを行い、400㏄以上の車両は車検を受ける必要がある。車検の時期やメンテナンスの内容を理解し、適切な時期に実施することで、安全にバイクに乗ることができる。また、きちんとメンテナンスすることでバイクの寿命を長く保つこともでき、愛車への愛着もいっそう深まることだろう。

まとめ

免許取得前のバイク購入は、ゆっくりと時間をかけてさまざまなバイクを検討したり、キャンペーン特典があったりと、免許取得前だからこそ受けられるメリットがたくさんある。そして、バイクは自由と冒険の象徴であり、多くの喜びをもたらす乗り物だ。しかし、同時に、責任とリスクをともなう乗り物でもある。くれぐれも、無免許運転だけはしてはいけない。

それらを理解したうえでの免許取得前のバイク購入には十分なメリットがある。免許取得後のバイク購入には、ゆっくりと購入資金をためられるというメリットもあるので、それぞれのメリット・デメリットを考えて購入しよう。

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