MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!バイクでグルッと日本を2周済みの男、さすライダーです。
普段は主に北海道のバイクライフを発信しているので、出身も北海道だと思われがちな僕ですが、、、実は東北生まれの東北人だったりします!
ということで、今回は東北人らしく(?)東北屈指の絶景ワイディングロード「八幡平アスピーテライン」の実走レポートをお届けします。
八幡平アスピーテラインとは?
岩手県と秋田県を跨ぐ日本百名山「八幡平(はちまんたい)」を横断する全長約27kmの絶景ワインディングロードが「八幡平アスピーテライン」です。
具体的には「県道23号線」がメインルートで、アスピーテとは楯を伏せたような形状の火山のことです!
道としては全線に渡って絶景が続く「全線ハイライト」と言っても過言ではないクオリティで、加えて中高速コーナーからヘアピンカーブまでもが待ち構えている、ライダーを心からキュンキュンさせてくれる道です。
ちなみに八幡平アスピーテラインの通行料は無料で、毎年11月中旬〜4月中旬にかけては冬季閉鎖となりますが、、、それが解除された後から6月上旬にかけては「残雪の中を走る非現実感」も味わえます♪
実走レポート:松尾八幡平ビジターセンター〜源太岩展望所
今回は岩手県側の八幡平市から秋田県側に抜ける場合の実走レポートをお届けします。
ってことで、八幡平アスピーテラインの起点となるのは「松尾八幡平ビジターセンター」で、ここには広い駐車場と公衆トイレに加えて、お土産屋と食堂もあるので、、、これからの「アスピーテアタック」に備えて盛大に用を足したり、、、それから飲み物を買っておいたり、お腹が減っていたらここで満たしておくことをおすすめします。
そして、いざ走り出すとすぐに適度なコーナーが続くワイディングが始まり、八幡平の山々を横目に走れる絶景ロードがスタートします!
その後はどんどん標高を上げていきますが、さすがに冬は閉鎖されるだけの豪雪地帯なので、、、道中にトンネルではなく「スノーシェルター」が登場します(見た目はほぼトンネル)
僕は雪が珍しくない東北出身で現在は北海道に住んでいるので、スノーシェルターに対して特別な感情を抱くことはありませんが、、、ところが温かい地域に住んでいるライダーなら「これがスノーシェルターってやつか!」っとちょっと感動する、、、かもしれません。
実際、僕が走った6月上旬までは普通に残雪があるので、スノーシェルターが登場する区間からぼちぼちと路肩の残雪を目にすることができます(冬季閉鎖解除の直後は路面凍結に注意)
スノーシェルター登場後は今まで以上に一気に標高を上げるヘアピンカーブの連続区間があり、愛車とのコーナリングを思う存分楽しむことができます!
そして、絶景スポットの「源太岩展望所」付近まで来ると、これまでの森林地帯を走る道から一気に視界が開けて、、、今度は「天空の道」へと変貌を遂げます!、、、って、この怒涛の変化スピードについて来れてますか?
実走レポート:源太岩展望所〜見返峠
ただでさえ「全線ハイライト」な八幡平アスピーテラインですが、源太岩展望所を過ぎるとその勢いはさらに加速します!
ここから中間地点にして頂上の「見返峠」までの区間は、道も景色もひたすら最高な「ハイライト of ハイライト」が続いてしまいますので、、、くれぐれもアドレナリンがダダ漏れしないように注意が必要です(汗)
最高の区間の走りを愛車と楽しんでいると、いつの間にか岩手県と秋田県の県境に位置する「見返峠」に到着します。
標高1,535mに位置する見返峠は、八幡平アスピーテラインの中間地点にして頂上、そして設備充実のパーキングエリアということで、ほとんどのライダーはここで停車して休憩をとります。
ちなみにバイクは専用の駐輪スペースが用意されていて、1回200円の低料金で駐輪可能です!
そして、その駐輪スペースから見える場所に「岩手県と秋田県の県境を示す看板」があるので、これと愛車を入れて写真を撮るのが通なライダーってもんです。
見返峠には公衆トイレと食事可能なレストハウス、それから八幡平の絶景を堪能できる展望台があり、ここからの眺めは一見の価値があります!
そして、ここから八幡平の山頂まで、なんと!徒歩30分程度で行けてしまうので、時間がある場合はぜひアタックすることをおすすめします(ハイキングレベルの道です)
実走レポート:見返峠〜秋田県 国道341号線(ゴール)
見返峠の絶景に後ろ髪をひかれながら出発すると、目の前にライダーなら思わずテンションが上がってしまう、、、それはそれは美味しそうな直線道路が登場します!
ここからはいよいよ秋田県に突入しますが、相変わらずの「ハイライト of ハイライト」区間が続きますので、ぜひ最後までお楽しみ下さい。
あまりに走るのが楽し過ぎるので、そのままゴールまでノンストップで突っ走りたくなりますが、、、是非とも!お願いですから!頼むから「後生掛温泉」だけはスルーしないで下さい(涙)
ここは古くから「馬で来て 足駄で帰る 後生掛」と謳われている効能抜群の温泉で、標高1,000mに位置する一軒家の温泉宿です。
後生掛温泉の周りにはボコボコと温泉が沸いており、地球のパワーを実感できるパワースポットでもあります!
肝心の温泉は宿泊せずとも「日帰り入浴」が可能で、定番の大浴場や露天風呂、それから打たせ湯に泥湯、珍しい箱蒸し風呂、そして名物の地熱を利用して床を温めるオンドル(ジャンルとしては岩盤浴)などなど、、、彦摩呂風に言えば「まるで温泉のテーマパークやぁ〜」ってな多種多様な温泉をたったの800円(オンドルは別料金)で堪能できます!
そして、入浴後に再び走り出すと、ゴールの国道341号線にぶち当たるので、、、これにて「八幡平アスピーテライン」の実走レポートは完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪