ドゥカティジャパン株式会社は、世界最大のドゥカティイベント「World Ducati Week 2024」がミサノ・ワールド・サーキット「マルコ・シモンチェリ」にて開催され、過去最高の参加者を集めたと発表した。
同イベントは、2024年7月26日(金)から7月28日(日)に開催され、この3日間で86か国から94,000人以上が参加し、ソーシャル・メディアでは1,400万回以上のインプレッションを記録した。イベント中は、ドゥカティのオフィシャルライダーとの交流会やサイン会、ドゥカティモデルによるライディングコースや試乗など、サーキット内外で数多くのアクティビティやセッションが行われた。また「新型パニガーレV4スフィア」がイベント参加者に独占公開されるなど、これまで以上に熱気溢れるイベントとなった。
World Ducati Week 2024を開催、世界最大のドゥカティ・イベントは 過去最高の参加者を集め、これまで以上に熱気溢れるイベントに成長
- 3日間で86か国から94,000人以上が参加、ソーシャル・メディアでは1,400万回以上のインプレッションを記録して、世界中のモーターサイクル・ファンを魅了
- レノボ・レース・オブ・チャンピオンズで、フランチェスコ・バニャイアが、特別なカラーリングが施された新型パニガーレV4 Sで優勝、1分35秒431のファステスト・ラップを記録
- ドゥカティ・スーパースポーツバイクの第7世代をWDW参加者に独占公開、パドックの主役は「新型パニガーレV4スフィア」
- ドゥカティCEO、クラウディオ・ドメニカーリ:「World Ducati Week 2024で記録した驚異的な数字は、ドゥカティに対する関心が世界レベルでかつてないほど高まっていることを証明している」
2024年7月28日 ミサノ・アドリアティコ(イタリア、リミニ) – World Ducati Week(WDW)2024が開催され、3日間の合計で94,000人を超える参加者を記録しました。今年で12回目となる世界最大のドゥカティ・イベントは、イタリアのボローニャを拠点とするドゥカティにとって、史上もっとも多くの参加者を集めたイベントとして歴史に刻まれました。7月26日(金)から7月28日(日)に開催されたWDWでは、世界中(86か国)のドゥカティスタと熱狂的なモーターサイクル・ファンがミサノ・ワールド・サーキット「マルコ・シモンチェリ」に集結し、3日間のイベントを楽しみました。
ドゥカティ最高経営責任者(CEO)、クラウディオ・ドメニカーリ:「World Ducati Weekは、純粋なイタリアン・スポーツスタイル、高度なテクノロジーと美しさを魔法のように組み合わせたドゥカティ・モーターサイクルに見て触れる機会を提供し、モーターサイクル・ファンの方々に思い出に残る体験を提供するという、私たちのブランドの使命を何よりも体現したイベントとなりました。今年のWDWで記録した数値は驚異的で、世界中でドゥカティに対する関心がかつてないほど高まっていることを証明しています。来場者の皆さま、そしていつものように献身的にイベントの準備に尽くしてくれたドゥカティ従業員を中心としたスタッフ全員に感謝したいと思います。また、ドゥカティ・コルセの全スタッフ、特にファンのために時間を割いて、レノボ・レース・オブ・チャンピオンズで素晴しいショーを見せてくれたWDWのヒーロー、オフィシャル・ライダーの皆さまにも感謝します。新型パニガーレV4が達成したパフォーマンスは驚異的なものでした。予選でのファステスト・ラップは、フランチェスコ・バニャイアがMotoGP世界選手権で記録したコースレコードの1分31.8秒とわずか3.2秒しか違いませんでした。このレースでは、ライダー全員がまったく同じバイクに乗っていましたが、ペッコは決意溢れる素晴しい走りで優勝し、再び最速ライダーであることを証明しました」
WDW 2024では、数多くの楽しいアクティビティやイベントが開催されました。これには、ドゥカティ・オフィシャル・ライダーとの交流会やサイン会、ドゥカティ・モデルによるライディングコースや試乗、ランボルギーニでのホットラップや試乗、ドゥカティ・トーク、スタントマンによるパフォーマンス、サーキット内外で行われた数多くのアクティビティやセッションなどが含まれています。パドックでは、さまざまなテーマエリア(アドレナリン&ファン、トラベル&アドベンチャー、ライフスタイル)で、ドゥカティ・ラインナップを構成するモデルが展示され、ドゥカティの世界観が完全に表現されました。
WDW 2024は、ドゥカティの過去、現在、未来を見ることができるイベントです。916誕生30年を記念した展示会を通じて、歴史がよみがえりました。916のオーナーであるドゥカティの英雄、トロイ・ベイリスとカール・フォガティは、エキサイティングなパレードランの主役となりました。ドゥカティは、モトクロスに参戦することを表明しており、今年のイベントでは、デスモ450 MXプロトタイプを初公開し、ライダーのトニー・カイローリ(9回のワールド・タイトル)とアレッサンドロ・ルピノ(8回のイタリアチャンピオン)が参加して、エキサイティングな新しい未来の扉を開きました。
パドックでもっとも混雑したエリアは、間違いなく「新型パニガーレV4スフィア」の展示スペースでした。ここでは、ドゥカティが、イベント前日のドゥカティ・ワールドプレミアのエピソードで世界初公開したドゥカティ・スーパースポーツバイクの第7世代が、イベント参加者限定で公開されました。会場内には、ドゥカティを象徴するドゥカティ・レッドを纏った新型パニガーレV4が展示され、3日間にわたってバイクとその開発に関する技術的な内容の解説が公開されました。
新型パニガーレV4 Sバージョンは、大きな注目を集めた「レノボ・レース・オブ・チャンピオンズ」でも主役を務め、特別なカラーリング(世界選手権でドゥカティ・ライダーが使用するレーシング・マシンの忠実なレプリカ)を纏った15台のバイクがサーキットに登場しました。「レース・オブ・チャンピオンズ」は、レースの世界におけるワールドクラスのショーであると同時に、他に類を見ないイベントであることを今回も証明しました。金曜日にはフリープラクティスと予選が行われ、土曜日のレースではファンの熱狂が最高潮に達しました。決勝レースでは、現MotoGP世界チャンピオンのフランチェスコ・バニャイアが、アンドレア・イアンノーネ(金曜日の予選でポールポジションを獲得)とマルク・マルケスを抑えて1位でフィニッシュラインを通過しました。ミサノ・ワールド・サーキットでは、ドゥカティのヒーローたちが素晴しいラップタイムを記録し、新型パニガーレV4の類まれなパフォーマンスを証明しました。予選では、イアンノーネが(2022年より1秒以上速い)1分35秒0でポールポジションを獲得し、決勝レースではバニャイアが1分35秒4のファステスト・ラップを記録しました。2024年大会のレースペースは、全体として前回より約1秒も速くなりました。
レノボ・レース・オブ・チャンピオンズをサーキットで観戦した多くのファンに加え、687,000人もの視聴者が、自宅からドゥカティ公式YouTubeチャンネルとMotoGp.com Facebookページにアクセスして、ライブストリーミングでレースの行方を見守りました。さらに、12もの国際テレビ局やオンライン・ストリーミング・サービスがレースを放送し、レノボ・レース・オブ・チャンピオンズは世界的なイベントへと成長を遂げました。
レノボ・レース・オブ・チャンピオンズで使用したバイクは、各ライダー独自のカラーリングが施され、レース名とライダーのロゴがレーザー刻印されたトリプルクランプが装着されています。ライダーが直筆でサインしたこのレース仕様のユニークなバイクには、前回と同様にオンラインで熱狂的なファンに向けて販売され、わずか数時間で完売しました。バイクのオンライン販売は、この分野で25年間の実績があるEコマースプロバイダー、Drop E-business & love!と共同で行われ、管理された専用ショップを通じて行われました。
世界中からイベントに参加した240のドゥカティ・オフィシャル・クラブは、イベント開催期間の3日間を通して重要な役割を演じ、WDWを大いに盛り上げました。彼らの貢献的な協力により、金曜日の夜に開催されたドゥカティスタによるパレードランは、第12回WDWでもっとも忘れられない瞬間の一つとなりました。過去最大となったこのパレードには、数多くのバイクが参加し、ミサノ・サーキットのコースを埋め尽くした後、海岸沿いをパレードしてリッチョーネに到着し、そこで恒例の「ルスティーダ」(バーベキュー)と「Land of Joy at the Beach」パーティが開催されました。「ルスティーダ」の長い行列の先頭には、クラウディオ・ドメニカーリとともに、MotoGPおよびスーパーバイク世界選手権のライダー、ミサノ・アドリアティコ市長のファブリツィオ・ピッチョーニ、ドゥカティの経営陣が並んで、参加者にバーベキューを振る舞いました。
WDW 2024で新たに開催された「La Notte dei Campioni」(チャンピオンの夜)イベントは、大成功を収めました。レノボ・レース・オブ・チャンピオンズの終了時には、何千人ものファンが、表彰台のライダーを祝うためにサーキットに詰めかけました。夕方からは、ジャンルカ・ガッツォーリが主催するショーが開催され、サーキットは野外ディスコに変わり、ドゥカティ・コルセのヒーローたちがステージから挨拶をしました。ファルゲッタとルーディージェイのDJセットに合わせ、ドゥカティスタたちは夜遅くまで踊り続け、最後は過去最大規模の花火大会で幕を閉じました。
World Ducati Weekは、社会的責任を果たし、環境の持続可能性とブランドの強化を考慮して企画されたイベントです。パドックでは飲料水が特別価格で配布され、サーキット走行会参加者のレーシングスーツとヘルメット保管代の一部は、あらゆる形態のジェンダーに対する暴力と闘う、女性主催の協会で、反暴力を掲げる「CHIAMA chiAMA Anti-Violence Centre」に寄付されました。
また、World Ducati Weekには、数多くの企業が参加しました。前述のレノボに加え、MotoProtection、Monster Energy、WD40、24 Bottles、公式ライセンシーのSafilo、PittarossoおよびLocman(オフィシャル・タイムキーパー)、量産バイクの開発でドゥカティをサポートしている長年のサプライヤーであるTermignoni、Pirelli、Akrapovic、Shell、Bosch、STM、Brembo、Givi、Dainese、Arai、Suomy、Kyt、Ilmberger Carbon Parts、Ognibene、NGK、Spidi、3DBeta、Andreani、VMoto、Platum、Grani&Partnersが参加しました。WDW 2024のパートナーには、Contadi Castaldi、Aruba.it、EICMA(公式パートナー)、Summertrade(食品および飲料メーカー)、DHL(物流パートナー)、Edelweiss Bike Travel、HP Motorrad(旅行会社)も含まれます。
World Ducati Week 2024のハイライトを収録したビデオは、ドゥカティYouTubeチャンネルでご覧いただけます。 すべての写真は、ドゥカティ・メディアハウスでご覧いただけます。
https://youtu.be/VQ9Y0U8OzdA
World Ducati Week 2024を象徴する主な数字:
– 5,925周:3日間でバイクと車がサーキットを走行した合計周回数
– 9万枚:スタッフ・カメラマンが撮影した写真、70時間:ビデオを撮影した時間
– 86か国:参加者の国籍
– 240:参加したドゥカティ・オフィシャル・クラブの数
– 40:WDWに参加したレジェンド・ライダーと現役ライダーの世界タイトルの合計数
– 15台:特別なカラーリングが施されたパニガーレV4 Sの数
– 35分:ミサノ・ワールド・サーキット「マルコ・シモンチェリ」を出発して、リッチョーネに向かうドゥカティスタ・パレードの隊列が形成されるまでにかかった時間
– 1,296:サーキット、オフロード、オンロードで3日間に開催されたアクティビティやイベントの数
– 52:ドゥカティ・トークの数(5つのステージで開催)
– 104人:Monta-Smontaで行われた「メカニクス講座」の受講生の数
– 16時間:パドックやイブニング・イベントでのDJセットとライブショーが行われた時間
– 12社:レノボ・レース・オブ・チャンピオンズを生放送およびオンライン・ストリーミング配信した国際テレビ局の数
-98人:ルスティーダ・バーベキューで調理を担当して来場者に提供したドゥカティ本社および世界中のドゥカティ支社の取締役の数
– 531台:WDW 2024に参加登録したドゥカティ916/996/998モデルの数
デジタル世界におけるWorld Ducati Week 2024の数:
– 565,000回:チケット販売開始以来、WDW専用のドゥカティ・ウェブサイト・ページの閲覧数
– 1,400万回以上:ドゥカティ・ソーシャルメディアでのインプレッション数
– 687,000人:ドゥカティ公式YouTubeチャンネルとMotoGP Facebookページでレノボ・レース・オブ・チャンピオンズのライブストリーミングを視聴した人の数
– 130,000:WDWアプリで記録されたセッション数
リリース提供元:ドゥカティジャパン株式会社