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伝統と最新技術が融合 インディアン スカウト ローグ【詳細チェック】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。

今回調査した車両はインディアンの『スカウト ローグ』だ!!

※当記事はYoutubeチャンネル「Motorcycle Fantasy」協力のもと、モトメガネが編集構成しています。

目次

スカウト ローグの車種プロフィール

約120年の歴史を誇るアメリカ発祥のモーターサイクルブランド・インディアン。1918年に警視庁がバイクによる交通違反取り締まりをスタートさせた際に採用され、「赤バイ」と呼ばれ親しまれていた。スカウトシリーズは、ブラックアウトされた精悍なスタイリングとミニエイプバー、フロント19インチホイールを採用したクルーザーである。「いかにもアメリカン」という見た目ながら、とても扱いやすく日本の道にマッチした一台だ。

バイクの特徴をざっくりチェック!

まるで鉄の塊のような『スカウト ローグ』。エンジン、車体、足回り、ハンドル周りとその他の特徴的な部分をチェックしていこう。

エンジン

水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒、排気量1133ccのエンジンが搭載されている。最大出力95馬力を発揮。車体重量250kgをスムーズに押し出す。乗り味はスポーツバイクのようで、スロットルの操作に対して素直で扱いやすいく、滑らかに吹け上がる。

車体(フレーム)

大きなラジエーターを小さく見せる工夫として、アルミフレームに抱え込まれるようにラジエーターが埋め込まれるユニークなデザインを採用している。

足回り

高い走破性とハンドリングのバランスの取れたフロント19インチを採用。タイヤは130サイズのメッツラー・クルーズテックで、独特な形状のホイールを採用している。ブレーキディスクは大口径で、スタンダードな片押しピンスライドのキャリパーを装着。ブレーキホースはメッシュタイプを採用している。

フロントフォークは、一般的な正立タイプを採用。フロントフェンダーはスチール製で短め。無骨な感じがバイクのキャラクターにマッチしている。

ハンドルまわり・灯火類

フロントにはビキニカウル、ヘッドライトは普通のハロゲンバルブ、そしてライトの中にはポジションランプが仕込まれている。ウインカーはLEDで近代的。

クルーザーらしいアップ気味なハンドルに、太めのタル型グリップが装着されている。ハイエンドモデルらしく丁寧な処理が施されたバーエンドも美しい。スタイルを重視してバーエンドミラーを採用しているが、下からのぞき込まなくてはならず慣れが必要だ。

インジケーター類は、スピードメータやタコメーターはもちろん、シフトポジション、時計、燃料の警告など、一通り網羅。トップブリッジの配線のまとめ方がユニークで、すべて平らに並べられている。

その他の装備&特徴

特筆すべきは随所にインディアンのロゴが入れられていること。歴史あるメーカーらしい誇りを感じさせる。クルーザータイプといえばハーレーダビットソンが有名だが、インディアンには一味違う魅力がある。アメリカ初のモーターサイクルカンパニーが奏でる鼓動を味わって欲しい。

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