FOBO BIKE2 バイク 空気圧センサー TPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)
バイクいじり趣味が高じて今の職業に流れ着いた身からすると、街で見かけたバイクの整備不良がどうしても気になってしまうものです。
チェーン調整や注油を怠ってアクセルオフでじゃらじゃらいっちゃってるのとか
異様なほどタペット音が出ているバイクとか
マフラーからオイルの白煙出てるのとか
乗っている当人は気づいていないのか?平気で走っているけれど、見ているこっちはハラハラしてしまうものです。
中でも最も多く見かけるのが空気圧不足のバイク!
とくに小さいスクーターに多いのですが、明らかにタイヤが潰れた状態で乗っているのを良く見かけます。
確かにバイクはガソリンスタンドで空気を補充しにくい(空気入れがたいてい四輪車用なので)こともあり、空気圧不足に陥りやすいのかもしれません。
でも、空気圧低下すると乗って分かりません?
空気圧が低くなると走安性が悪くなるし、ブレーキングの安定性も悪くなるし、異物拾ってパンクしやすくなるし、もう、本当に良い事がないので、私なんかは2週間に1回くらいはエアチェックしてます。
確かにエアチェックって面倒ではあるんです。屈まないと出来ないし、手が汚れるし、空気入れる設備ないと自宅で出来ないですしね。
しかし、今の時代、空気圧をスマホでリアルタイムモニターできてしまうのです!
空気圧をリアルタイムスマホに表示!
FOBOBIKE2 バイク 空気圧センサー TPMS
FOBO BIKE2はタイヤのエアバルブキャップ内にセンサーが組み込まれており、Bluetooth通信によってそのデータをスマホにリアルタイム表示してくれるという製品。
つまり、走る前、走りながら、いつでも空気圧をスマホでリアルタイムで確認できるというわけであります。
本体のカラーバリエーションはシルバーとブラックの2色。防塵、防水なのでバイクで安心して使用できます。
本体を開いて通電防止シートを引き抜けばこれで準備OKです。
本体はバルブキャップと比べれば大きくなりますが、車体に干渉する機種は少ないのではないでしょうか?
私が実測してみたサイズ感です。自分のバイクに装着できるか心配な方は購入前に紙で模型を作って愛車にバーチャルフィッティングしてみてはいかがでしょうか?
また、通常のバルブキャップと比べれば重量増になりますのでゴムバルブだと負担増が心配ではあります。
そのため、交換用の金属バルブも付属しているのでいたれりつくせりなのです。(※交換にはタイヤの脱着が必要となります!)
ただ、タイヤ交換ごとにちゃんとバルブも新品交換していて、しっかりゴムがフレッシュで柔らかいならば、破損することはあまり無いのではないかと思います。ただ、走る速度や距離、期間により異なるので一概には言えませんが……。
本体が緩んで紛失しないように脱落防止ナットが付属!
しっかり締まっていれば、走行中に緩んで外れることはまず無いですが、緩み防止ナットが付属しています。
自然に緩まないダブルナットの状態にするわけです。 締め付け固定には付属工具が必要となり、これが盗難対策にもなりそうです。
FOBO BIKE2実際に取り付けを実施
取り付けと言ってもバルブキャップを交換するだけなので、誰でも簡単にできます。
まずはFOBO BIKE2のアプリを先にダウンロードしておきます。
現状のバルブキャップを外して
付属のロックナットを先に取り付けおきます。
ここからアプリの指示に従ってFOBO BIKE2を取り付けます。
力いっぱい締める必要はありません。
専用工具でロックナットを締め付ければ、もう外れません!
装着前に空気圧を調整
実際に装着前に空気圧は調整済みです。
空気圧のチェックは冷間時(走行前)に確認するのが通常であります。
今回装着したVMAX1200の場合、フロントの指定は250kPaです。256kPaに合わせました。空気圧はエアゲージの個体差もありますので、あまり神経質に一の位まで細かく合わせる必要は無いと思います。
手持ちのエアゲージで256kPaに調整してFOBO BIKE2を装着
FOBO BIKE2でも256kPaと表示されました。
アプリの画面ではこのように情報が表示されます。
実際に走ってみると…… リアルタイムで変化する空気圧がおもしろい!
走りながら空気圧をモニターするという経験は初めてだったので、けっこう興味深いものでした。
走ればタイヤが温まって内圧が高くなってくるというのは知識として知っていましたが、いったいどれくらい高くなるかは 経験として未知数でありました。
10分も走るとかなりタイヤが温まって、空気圧が高まっていきます。空気圧はフロント7kPa、リア14kPa高くなりました。
VMAX1200はリアホイールが15インチという小径であるし、加速、エンブレの力を受け止める駆動輪であるし、走行風が当たりにくいし、マフラーに近いし、リアの方が圧倒的に空気圧変化が激しいということが分かりました。
タイヤの温度も前後で6℃の差が出ています。
さらに1時間ほど市街地をうろちょろ走ると最終的にフロントタイヤは冷間時より7kPa高くなり、リアは20kPaも高くなりました。
こうした空気圧変化はアプリでグラフ表示もできてしまいます!
サーキットを走る方とかは空気圧がどのように変化してタイムが上下するのか?有用な数値データが取れると思います。
また、オフロードを走る方は舗装路を走るときより少し空気圧を落として走ることもあるかもしれませんので、空気圧のリアルモニタリングが便利なのではないでしょうか。
何より、一般道を走るバイクとしては、空気圧の異常低下をすぐに数値で見つけることができるし、常にタイヤ空気圧を適正に保つにはこれ以上無い便利なアイテムだと思います。
空気圧が設定外に外れるとアラート表示されるので、パンクもすぐにわかります。
タイヤ空気圧&温度を知れば走りが変わる!
これから寒い季節がやってきます。
特にラジアルのハイグリップタイヤは温度が上がらないのグリップしないので、タイヤの空気圧と温度を視覚的に数値で確認できるのは安全に走る上での大きなメリットです。
タイヤの空気圧低下をいち早く知ることができるのが、最も便利な点かもしれませんが、それ以外にも有用なデータを得る場面は様々にありそうです。
まずは、自身の愛車に装着して空気圧モニター生活初めてみてはいかがでしょうか!?
FOBOBIKE2 バイク 空気圧センサー TPMS
価格 | ¥9,980(税込)※セール中 |
使用適用温度 | -40℃〜80℃ |
防塵防水 | IP57 |
使用電池 | CR1632 |
重量(電池含む) | 7.6g |
発売元・ケイヘブンズ https://www.fobo-bike.com