アイディア次第でバイク趣味がはかどるパラコード(ガイロープ)
キャンプやアウトドアを趣味にされている方にはお馴染みのパラコード。
テントやタープを張るのに使ったりするものですが、これがバイク趣味にも結構使えるものでした。
オサレな界隈の方々はカラフルなパラコードを編んでキーホルダーであるとか、カメラのストラップであるとか、おしゃれ活動に励むのことかもしれないですが、ここで紹介するのはハードコアめなバイク使用用途となりますので、そういったものは期待されるとかなり違うものと思います。
というか、私もそういったオサレな感じでパラコード編んでヒラヒラさせたいのですが、おじさん目細めながら一生懸命紐編んでんのもあれかなと思って未挑戦だったりします。
百均でもかんたんに手に入る!
といった、ことはともかくパラコードです。
近頃では100円均一でも手に入りますので、これで十二分であると思います。
100均のものはなんと蓄光素材でした!夜間にも脚を引っ掛けたりしにくいわけです。
ですが、私の使い方としては、環にしてガレージでの工具整理やバイクに荷物を積載しやすくするためだけに使用するわけです。
バイク用品とか工具に整理整頓に
バイク趣味が続くと歳と共に増え続ける工具の類ですが、狭いスペースに多くのものを収納するには、上へ上へと収納スペースを拡大していかなければならないのは都心のタワマンも一緒なわけで、なるべく壁というか有孔ボードに引っ掛けたいわけです。
工具の中にはそういったことを想定してか、柄の部分とかに穴が設けられていることが多いのですが、肝心の紐は付属していないのです。そこへパラコードを通して輪にしてしまえば
有孔ボードのフックに引っ掛け放題となり、省スペース化は進むし、工具箱に入れておくより格段に取り出しやすいので、これは非常に便利なのです。
パラコード環状化手順
このパラコードを環状にする手順ですが、これが無茶苦茶簡単なので皆様におすすめしたい次第なのです。
ここに行き場の無い工具の類があるので、これに環を設けてみます。
孔にパラコードを通して適当なところで切ります。
切り口はバサバサです。
これをライターで炙るとほつれることが無いのはご存知の方も多いと思います。というか、パッケージにも書いてありました。
これを両端を同時に少し炙って
1秒くらいでもう溶けます。
溶けた両端を素早く突き合わせて
冷えるのを待つと、これで指の力ではとても取れないほどガッチリ溶着されてしまうのです。
これで、
輪を持ちまして
フックに簡単にひっかけることができます。
おさらいです
適当な長さに切って
炙って
溶着
これで
フックに引っ掛けられます。
これまでは、結束バンドを使ったりしていたのですが、柔軟性が無いので収まりが悪かったりするのです。
そこへいくと、パラコードの環は整理整頓用途にもってこいなのでした。
味をしめてパラコードを乱用!
これに味をしめて、私はキーホルダーにもパラコードを乱用していたり、
ファスナーのタブにしたり
目玉クリップに通して
手袋の整理に使ったりしてます。
ツーリングの荷物の積載にもパラコードが便利!
バイクのリアシートには荷物が積みやすいようにフックとかグラブバーとかがあったりしますが、実際に使ってみると、あまり具合が良くなかったりします。
この細い隙間に
荷掛け紐を通すのに少々、器用さが要求されるので不器用おじさんは微イライラするのです。
なので、ここにパラコードで荷掛け用の環を作ってしまうのです。
適当な長さに切って、両端を同時に炙って溶着
2つの荷掛け用の環を制作
これならフックも掛けられるし、ループ状のものも通しやすく、しっかり固定できます。
荷物の重量や大きさによって、パラコードの太さや数を変えれば良い塩梅に使えるのではないでしょうか。
パラコードは100均でも7mも入っているので、写真のように使うなら何十個分にも相当するわけです。ツーリングから帰ってきて使わないときはサクッと切って捨ててしまっても良いわけです。
バイクに合わせて自分の使いやすいところに使いやすい荷掛け用の環を作れるので、これは非常にお勧めなのです。
是非、ご自身で試してみてはいかがでしょうか!?