ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社は、Vuse(ビューズ)とマクラーレン・フォーミュラ 1 チームの共同プロジェクト「Driven by Change(ドリブン・バイ・チェンジ)」のローンチイベントにて、2024 F1 日本グランプリ専用カラーリングの「MCL38」を発表した。
専用カラーリングは、日本人アーティストのMILTZ(ミルツ)が手掛けており、F1マシンのスピード感を表現した江戸文字モチーフのデザインが特徴的だ。今回初披露された同マシンは、4月7日(日)まで東京ミッドタウン アトリウムにて一般公開されため、気になるユーザーは足を運んでみてはいかがだろうか。
マクラーレン 2024 年型 F1 マシン「MCL38」
2024 F1 日本グランプリ専用の新カラーリングをお披露目!
日本人アーティスト MILTZ が江戸文字をモチーフにしたカラーリングを手掛ける
Vuse×マクラーレン・フォーミュラ 1 チームが開催した「Driven by Change」日本ローンチイベント
東京ミッドタウン アトリウムにて期間限定で一般公開を実施
BAT ジャパン(本社:東京都港区、社長:エマ・ディーン、正式社名:ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社、以下:BAT ジャパン)は、BAT の旗艦ベイプブランド「Vuse(ビューズ)」と「マクラーレン・フォーミュラ 1 チーム」が立ち上げた、モータースポーツを活用することで世界中の新進気鋭なクリエイターを支援するグローバル共同プロジェクト「Driven by Change(ドリブン・バイ・チェンジ)」の日本初上陸を記念したローンチイベントを、フォーミュラ 1 MSC クルーズ日本グランプリ(以下、2024 F1 日本グランプリ)開幕直前となる 2024 年4月3日(水)に開催しました。また、同イベントにて、日本人アーティスト MILTZ(ミルツ)が手掛けた、マクラーレン 2024 年型 F1 マシン「MCL38」の 2024 F1 日本グランプリ専用カラーリングを発表しました。
「Driven by Change」は新進気鋭のアーティストであるMILTZと1年間のパートナーシップを締結し、その一環としてMILTZは、4月 5 日(金)~7 日(日)まで開催される 2024 F1 日本グランプリのために、マクラーレン 2024 年型 F1 マシン「MCL38」のカラーリングのアートワークをデザインする機会が提供されました。本ローンチイベントでは、MILTZ が日本グランプリ専用にカラーリングを手掛けたマクラーレン F1 マシンがお披露目されました。
MILTZ のカラーリングは、F1 マシンのスピード感を表現したもので、江戸文字をモチーフにした龍のデザインが雲を駆け抜けるように描かれています。雲は、マシンの疾走とタイヤとコースの摩擦を表しています。また、「MCL38」に描かれているドライバーの名前とゼッケン番号にも独創的なタッチが加えられ、2024 F1 日本グランプリのために特別に MILTZ のシグネチャースタイルで制作されています。カラーリングが施された展示用の F1 マシンは 4 月7日(日)まで東京ミッドタウン アトリウムにて一般公開されます。
アーティストの MILTZ は、デザインについて以下のようにコメントしました。「今回のカラーリングでは、まずアウトラインを描いてから塗りつぶすというアウトライン・アプローチを採用しました。私の作品は『レタリング』が特徴なのですが、F1マシンには適用できないため、文字に焦点を置くのではなく、より抽象的なパターンにすることでデザインの矛盾を回避しました。また、龍とドライバーには共通点を感じました。龍はスピードを競うドライバーを象徴し、雲は、F1 マシンがアスファルトの上で空気を押し出す様子をイメージしてデザインしました。」
さらに、マクラーレンのリザーブドライバーである平川亮も Driven by Change の日本デビューと MILTZ の応援のために、イベントに参加しました。MILTZ とのトークセッションでは、2024 F1 日本グランプリへの意気込みなどについて語りました。
■日本グランプリ専用カラーリングは一般公開中、「Customisation Studio」や MILTZ の過去の作品も展示
イベント終了後、メディア向けに「Customisation Studio (カスタマイゼーション・スタジオ)」の先行体験が実施されました。
「Customisation Studio」とは、ゲストがタブレットに好きな文字を入力することで、MILTZ のデザインが施された自分だけのオリジナル江戸文字アート作品を作って楽しむことができる体験型企画です。制作したアート作品はその場で印刷されるほか、データ形式でも持ち帰ることが可能です。このコンテンツを通じて、日本の歴史に深く根ざした「江戸文字」をモチーフとした、MILTZ が制作したアートワークやタイポグラフィへの理解を深めることができます。他にも、MILTZ のこれまでの作品や、過去の Driven by Change の作品を鑑賞できるスペースもあり、来場者は 4 月 7 日(日)まで体験することができます。
日 時:2024 年 4 月 4 日(木)~7 日(日)11:00~20:00
場 所:東京ミッドタウン アトリウム
(東京都港区赤坂 9 丁目 7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド ガレリア D-0313)
■ローンチイベントには BAT とマクラーレン・レーシングのスピーカーも参加
また、4月3日に行われたローンチイベントでは、BAT ジャパン 副社長 マーケティング責任者 Mariel Markram(マリエル・マクラム)、および来日した BAT マクラーレンパートナーシップ責任者 Luca Angiolillo (ルカ・アンジョリーリョ)、マクラーレン・レーシング チーフ・マーケティング・オフィサー Louise McEwen(ルイーズ・マキュアン)より、今回の Driven by Change のプロジェクト概要やこれまでの歴史、日本上陸の背景、新カラーリングへの想いについて説明しました。
BAT ジャパンの Mariel Markram(マリエル・マクラム)は、Drivenby Change の日本上陸について次のようにコメントしました。「Driven
by Change の日本デビューにより、新進気鋭の日本のアーティスト、そして日本の文化や現代アートを世界に紹介できる機会を得られたことを誇りに思います。また、日本で昨年ローンチした Vuse も、ここ日本において同じ新興の存在として、アーティストとともに成長していきたいと考えています。」
BAT の Luca Angiolillo (ルカ・アンジョリーリョ)は、MILTZ をパートナーに選んだ理由について、次のようにコメントしました。「MILTZ は創造性と変革のレガシーを受け継ぎ、Driven by Change の理念を体現しているアーティストです。彼のオリジナル作品が世界最速で動くキャンバスの上で輝くと思うと、とてもエキサイティングです。」
マクラーレン・レーシングの Louise McEwen(ルイーズ・マキュアン)は、サーキットでマクラーレン F1 マシンがどう見えるかについて次のようにコメントしました。「MILTZ が手がけたマクラーレン 2024 年型 F1 マシン『MCL38』の2024 F1 日本グランプリ専用カラーリングは、伝統とモダンを融合させた”江戸文字龍※”のデザインによって象徴的なパパイヤカラーに命が吹き込まれています。白と青を基調としたカラーリングは、雲を駆け抜ける龍を表現し、サーキットで目立つことは間違いありません。」
※MILTZ によりデザインされた龍のような江戸文字
MILTZ プロフィール
MILTZ は、日本の伝統的な文字を生かした現代アートの創作に情熱を注ぐ、自らの力で学びを深めてきたアーティストです。日本の歴史に深く根ざした「江戸文字」を継承しながら、現代的なものへとアレンジしています。日本の仮名、ストリートアート、アラビア文字、中国・モンゴル書道などの要素と融合させ、筆脈からインスピレーションを得て、緻密にデザインされた模様を生み出しています。
Driven by Change 概要
「Driven by Change」は、モータースポーツというグローバルなプラットフォームを活用することで世界中の新進気鋭なクリエイターを支援し、彼らの作品を紹介する機会を提供するプロジェクトです。2021 年に BAT の旗艦ベイプブランド「Vuse(ビューズ)」と「マクラーレン・フォーミュラ 1 チーム」が共同で立ち上げました。同年、中東出身の Rabab Tantawy が女性アーティストとして初めて、そのオリジナル作品がフォーミュラ 1 マシンのカラーリングに起用され、それ以来多くのクリエイターを支援しています。Nujood Al-Otaibi、AnnaTangles、Luis Pablo、DAST、Delyafruz といった国際的なアーティストたちを輩出してきました。
今年は「Driven by Change」の 4 年目を記念して、日本人アーティストの起用だけでなく、新進気鋭なアーティストのクリエイティブな試みを追うクリエイティブ・コンテンツ・シリーズ「クリエイター・シリーズ」を展開するなど、才能あるアーティストたちのクリエイティブな探求を加速させていきます
マクラーレン・レーシング(McLaren Racing)概要
マクラーレン・レーシングは、1963 年にレースドライバーのブルース・マクラーレン(Bruce McLaren)により設立され、1966 年のフォーミュラ 1 レースに初挑戦しました。以来マクラーレンは、フォーミュラ 1 世界選手権に 20 回、フォーミュラ 1 グランプリ 183 回、インディアナポリス 500 に 3 回優勝しているほか、初めて参戦したル・マン 24 時間レースでも優勝しました。
マクラーレン・レーシングは 6 つのレースシリーズに参戦しています。FIA フォーミュラ 1 世界選手権には、マクラーレン F1 ドライバーのランド・ノリスとオスカー・ピアストリ、NTT インディカー・シリーズにはアロー・マクラーレンドライバーのパト・オワード、アレクサンダー・ロッシ、デイビッド・マルカス、ABB FIA フォーミュラ E 世界選手権には NEOM マクラーレン・フォーミュラ E チームドライバーのジェイク・ヒューズとサム・バード、エクストリーム E 選手権には NEOM マクラーレン・エクストリーム E チームドライバーのクリスティーナ・グティエレスとマティアス・エクストローム、F1 アカデミーには ART グランプリとドライバー育成プログラムのメンバーであるビアンカ・ブスタマンテが参戦しています。さらに、マクラーレン・シャドウとして F1 シム・レーシング選手権にも参戦し、2022 年のコンストラクターズ選手権とドライバーズ選手権で優勝しています。
マクラーレンは、スポーツ分野におけるサステナビリティのチャンピオンであり、国連の「スポーツを通じた気候行動枠組み」に署名しています。 2040 年までにネットゼロを達成するための取り組みを実践すると同時に、モータースポーツ業界におけるダイバーシティとインクルーシブな文化を育成しています。
マクラーレン・レーシングのサステナビリティレポート(英語)
https://www.mclaren.com/racing/sustainability/
マクラーレン・レーシングの公式ウェブサイト(英語)
https://www.mclaren.com/racing/
BAT 概要
BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)は、1902 年に設立された、世界有数のマルチカテゴリー消費財企業です。スモークレスな世界をつくり、「A Better Tomorrow™(より良い明日)」を実現することを目指しています。紙巻たばこが深刻な健康リスクをもたらすこと、そしてこれらのリスクを回避する唯一の方法は、その使用を始めないこと、または禁煙であることを、私たちは明確に表明し続けています。2035 年までに売上の 50%を非燃焼式製品から生み出すという当社の目標が示すように、スモークレスな世界をつくるため、喫煙を続けようとする方々に対して科学的根拠のある代替品への完全な切り替えを推進しています。
リリース提供元:ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社