ヤマハ発動機株式会社は、Lola Cars Ltdと、ABB FIA フォーミュラE世界選手権における、高性能電動パワートレイン開発・供給に関するテクニカルパートナーシップ契約を締結したと発表した。
同社は、テクニカルパートナーとしてLolaと協力しながら電動パワートレイン(動力ユニット)を開発・供給する予定だ。また、世界最高峰の電動自動車レースであるフォーミュラEを通じて、最先端の電動技術開発に取り組み、ヤマハ発動機全体の電動技術の底上げを目指している。
フォーミュラE規格パワートレインの開発供給でLolaと技術提携~EV世界最高峰レース水準の最先端電動技術獲得を目指す~
ヤマハ発動機株式会社と、Lola Cars Ltd(本社:英国、以下Lola)は、このたび、ABB FIA フォーミュラE世界選手権(以下「フォーミュラE」)における、高性能電動パワートレイン開発・供給に関するテクニカルパートナーシップ契約を締結しました。世界最高峰の電動自動車レースであるフォーミュラEを通じて、最先端の電動技術開発に取り組み、ヤマハ発動機全体の電動技術の底上げを目指します。
LolaはフォーミュラEに出場するレーシングチームに供給が可能な車体パッケージ開発を進めており、当社はテクニカルパートナーとしてLolaと協力しながら電動パワートレイン(動力ユニット)を開発・供給する予定です。これにより、世界最高レベルの出力密度・効率を含めた究極のエネルギーマネジメント技術の獲得を目指し、技術開発を進めています。
Lolaは英国の老舗レーシングカー開発会社で、数々の国際自動車レースで活躍した車両を世に送り出してきました。サステナブル・モータースポーツを掲げ、電動レース技術獲得を目的に、フォーミュラE規格に準拠した車体パッケージの開発・供給を計画しています。
当社は、全社環境目標として、2050年までにスコープ3.*におけるカーボンニュートラルを達成することを掲げています。持続可能な社会の実現に向けて、今後もサステナビリティに寄与する技術の研究・開発を推進します。
※事業所や工場、エネルギー購入を含む企業活動における排出(スコープ1.2.)以外での、製品使用や原材料調達を含むその他の排出
リリース提供元:ヤマハ発動機株式会社