MENU
カテゴリー
モトメガネ バイク買取一括査定

公式SNS

2ストを乗り継ぎ出会えた最高のバイク KDX220SR【みんなのバイク】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

モトメガネのニュースや記事を日々読んでいただきありがとうございます!
この『みんなのバイク』では、みなさまの愛車を紹介させていただくページです。
自慢の愛車を下記の応募フォームからお送りください。
編集部で記事としてまとめ、どどーんと掲載させていただきます。

みまさまのご応募お待ちしております!!!

目次

オーナーのプロフィール

お名前:Dirty 2Stroke
年齢:60代
バイク歴:20年以上〜
年間走行距離:3000km以上〜5000km未満
車両:カワサキ KDX220SR
排気量:125cc〜249cc(250クラス)
バイクの主な使い方:ツーリング

※本記事は投稿内容そのままを掲載しております。ご了承ください。

車両を購入した理由

いままでに長期所有した公道バイクはRZ250R、TZR250(1KT)、RGγ500、CRM250Rと2ストがメイン。2ストが消えてからも500γだけは維持しつづけていましたが、また林道ツーリングに行きたいと思いダートバイクを買うことにしました。
現在入手可能な2ストオフロードであるKTM250excを試乗しましたが、性能こそ素晴らしいものの今一つ心に響かず、以前に競技車両として所有していたKDX220Rの公道版であるKDX220SRを再度買おうと決意。しかし当然のことながら生き残りは僅かで、価格も高騰。中古市場やオークションで1年近く探しつづけ、やっと満足できる程度の車両が入手できました。
とは言っても四半世紀も前のバイクなので、そのまま乗るわけにはいきません。
カワサキのシリンダーはメッキが弱いので、購入した車両のシリンダーも再メッキが必要な状態。車体も年式相応に老化しています。エンジンは奇跡的に入手できたクランクシャフトを新品に交換、シリンダーは鋳鉄製のLAスリーブに打ち換え、ピストンはワイセコ、コンロッドはAHLの鍛造にしました。これで焼き付いてもオーバーサイズピストンで対応が可能です。車体はスイングアーム、リンク、ステアリング等のベアリングを全て新品に交換し、前後サスペンションはフルオーバーホール。
外装は古いままですが中身は新車状態に近づけました。

「2スト!」を主張する太いチャンバーにシビレます。「パイ~ン、パンパンパン」という弾ける2ストサウンドも最高。。。。。と思うのはマニアだけですね。早朝深夜にエンジンをかけるのは、かなり気が引けます(社外マフラーにサイレンサーだし)。

愛車の良い点

ツアラー的な性格のCRM250Rに較べると、競技車両に保安部品を付けただけのKDXとRMXは、より尖った性格のバイクです。特に125㏄並の車格であるKDX220は、その性格が強くでていて、当時の「下が無くてドッカンパワー、クラッチ技術は必須」という2ストエンジンで軽くて小柄な車体を振り回して乗る楽しさは、今のバイクには無いものです。

KTMやハスクは進化した賢い2ストなので、4ストロークのように低回転でも十分に走れて素晴らしいのですが、競技に出るわけではないので、昔の2ストの楽しさを満喫させてくれるKDXは2スト育ちの私には最高のバイクです。

外装は樹脂パーツなんで劣化して白くなっていますが、ひと皮剥いて磨けば光ります。
いざとなったらモトクロッサーの部品は汎用パーツの流用も可能なところがオフ車の良い所。

愛車のここがイマイチな点

なによりも部品供給(笑)もはや主要な部品のメーカー供給はストップしています。
海外では2005年まで販売されていて、根強いファンがいるためにパーツ供給に余裕があり、海外パーツに頼ることになりますが、円安の痛手をモロに被っています。

海外ではエンジンはもちろん外装等の樹脂パーツを含めて旧車の部品を製造している町工場的な会社が豊富にあり、自動車文化の成熟度が日本とは段違いです。
世界一の自動車・バイク王国である日本で、このような文化が発達しなかったことは本当に悲しいですね。

燃費はツーリングで15㎞/L程度。KTM250excは20㎞/L以上走るようなので、その点はKTMがうらやましい(ガソリン代も高くなったしw)。林道ツーリングだと給油所難民になる危険もあるので、IMSかClarkの樹脂製ビッグタンクに交換を予定しています。

これからこのモデルを購入しようと思っている人にひとこと

こんな物を買ってわざわざ苦労を背負い込む人はいないと思いますが、昔の2ストバイクを買うならエンジンのフルオーバーホールは必須と思ってください。
オークション等で「機関良好」と書かれていても、ほとんどのエンジンがご臨終寸前です。そのバイクについて詳しいショップやエンジン屋さんでフルオーバーホールしてもらいましょう。そういったお店では絶版部品を在庫していたり、流用パーツに関する知識も豊富なので、色々な相談に乗ってくれます。
やっぱり手間とお金はかかりますね(´;ω;`)

コンパクトでスリム。競技車両そのままのフォルムが最高です。
KTMに較べるとシートもそれなりにソフトなんで、ツーリングにはありがたいですね
(とは言ってもセローなどに較べるとキツイですw)。
シート高880㎜とKTMexcの960㎜より80㎜低いんですが、体感的にはそれほどの差は感じません。
背が低い人は足つきに苦労します。

次に買うならどんなバイク?

もしKDXが修理不能なくらいに壊れたら、KTMやハスクバーナ、GASGASなどの2ストロークオフロードを買うでしょうね。その頃には電動オフロード車の良いのが出てるかも?

あなたの愛車をモトメガネで紹介しませんか?

モトメガネの愛車紹介コンテンツであなたの愛車を見せてください!
愛車を購入した理由、良いところ、イマイチなポイントなどをお聞かせください。
下記の応募フォームから、紹介文を記入し写真を添付してお送りください!!
皆様のご応募お待ちしております!

※ナンバープレートの文字の処理は編集部で行なうので、スタンプなどで消さずそのままの画像を添付ください。もしくはナンバープレートが映らないような画角で撮影いただけたら、その写真を掲載させていただきます。

カテゴリー

モトメガネ バイク買取一括査定

目次