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メガネをかけてバイクに乗っている“メガネライダー”はけっこう多い。二輪系のウェブ、紙媒体などで試乗記や製品テスト記事を書いてる僕もそんなメガネライダーの一人なんだけど、メガネをかけてバイクに乗っているといろいろ不便を感じることが多いものだ。
というのも、バイクを操るうえで重要となるのは視界確保だ。コーナーの曲がり具合を判断したり、歩行者や他車の動きを観察したり。バイクは聴覚や触覚など五感の多くを使って走らせる乗り物だけど、その中でも最も重要な情報源が視覚だと言っても決して過言ではない。
ただ、いわゆる“フツーのメガネ”とバイクってあまり相性が良くないんだよね。ビジネスバイクやスクーターなどのアップライトなポジションで乗るバイクはともかく、ネイキッドやスーパースポーツなど、いわゆるスポーツバイクと呼ばれるジャンルのバイクに乗ると、どうしても強めな前傾姿勢のおかげで目線がやや上目遣いになる。
そうなるとフツーのメガネだと目線が外れてしまったり、ちょうどフレームが視界を邪魔したりで、知らず知らずのうちに視界を確保するためにアゴを突き出した変なライディングポジションになったりするものなのだ。僕の場合、普段は鼻当てのない丸メガネをしているんだけど、スポーツバイクに乗る時は無理矢理メガネを鼻の付け根まで押し上げて上目遣いに対応している。ただ、メガネの適正な掛け方ではないものだから、走っているうちに必ずズリ落ちてくる。
速度レンジが高く、ヘルメットが外乱を受けやすいサーキット走行では特にメガネがズリ落ちが顕著で、ホームストレートではシールドを開けてメガネを押し上げる……なんてことになるのだ。
バイク専用メガネの「ライディングアイウエア」はやっぱりいいぞ!
そんなメガネの視界問題で悩んでいたところで知ったのが、ダブルオーグラスギアが販売しているバイク専用メガネ「RIDINGEYEWEAR(ライディングアイウエア)」だ。ライダー用に作られたバイクメガネで、とにかくヘルメットをかぶって走ることに焦点を当てて長年研究を重ねたライディング専用品なんだとか。
早速ヘルメットをかぶって「ライディングアイウエア」装着してみると、やや前傾のライディングポジションをとったときに、キチンとレンズの中心に瞳がくるじゃないかっ! スポーツライディング中は若干上目遣いになるものだが、その体勢でちょうどいい位置に視線がくるように設計されているのだ。
また、ヘルメットをかぶった状態で頭を振ったり、動かしてみたりしても「ライディングアイウエア」はズリ下がることがなくフィットし続けてくれる。メガネのツルの形状や樹脂の材質に秘密があるようで、ズレにくいうえに装着する際にヘルメットに差し入れにくいなんてことがないのもいい。
メガネの視界問題でさんざん悩まされてきたが、「ライディングアイウエア」を使えば、メガネのことなど忘れてライディングに集中できるというわけである。決してメガネひとつで運転が上手くなるわけではないのが、僕のように周回ごとにホームストレートでメガネを押し上げているようなライダーにとっては間違いなくタイム短縮につながることだろう。
「ライディングアイウエア」で安全な公道走行を!
上目遣いをしてもしっかり見えるし、ライディング中にズリ落ちないバイク用メガネ「ライディングアイウエア」。もう一つびっくりしたのは横方向の視界の広さだ。前方を注視することが多いスポーツライディングはともかく、公道走行では後方確認など、側方の視界確保がかなり重要になる。なんと「ライディングアイウエア」は、一般的なメガネよりもカーブのきつい特別なレンズが使えるようにフレームを工夫したことでしっかり側方の視界をカバーしているのだ。
タイムを競うわけではない公道では、首をより大きく捻って後方確認すればいいだけの話かもしれないが、視界がひらけてよく見えるのであれば、それだけでもう快適に感じるもの。「ライディングアイウエア」のおかげで無駄な動きが少なくなり、ちゃんと視界が確保されれば安全なだけでなく疲労軽減にも役立つことだろう。
「ライディングアイウエア」にはたくさんの種類やカラーがある。
20年前から「ライディングアイウエア」を発売しているダブルオーグラスギアには、6ブランド、9種類のバイク専用メガネをラインナップしている。それぞれにカラーバリエーションも取り揃えているので詳しくはホームページを参照してもらいたいが、代表的な「ライディングアイウエア」を紹介すれば、
●スタンダードモデルとなる「Ride」シリーズ
●日常使いもしやすいデザインの「Hyd Ride」
この他、
●日本人の顔にフィットするサングラス「Helium-RX」
●本体の重さが10gを切る超軽量な「UUR(ウール)」
●軽量なチタン素材に拘った「No Regret No Grow」
●オフロードゴーグル装着用の「OS MASK」
などがラインナップしている。
直接確かめてその場で検眼も可能! -全国で TRUNKSHOW 開催中-
こうなると気になるのは、どうやったら「ライディングアイウエア」を手に入れられるのか? ということだろう。人それぞれ度数が違うメガネは通販できるものではないし、かといって京都市左京区にあるダブルオーグラスギアのお店まで行くのはけっこう大変な労力だ……。
ご安心を! ダブルオーグラスギアでは、「TRUNKSHOW」という出張イベントを全国のバイク系ショップで開催しており、「ライディングアイウエア」を実際に手に取って確かめられるほか、メガネ制作のための検眼サービスを予約制で実施している。
ちなみにこの「ライディングアイウエア」、納期は1ヶ月半から2ヶ月弱とのことで、価格はメガネ本体やレンズの度数や仕様にもよるが6万円から10数万円ほど。近年のメガネ市場の大半を占めるの中華製メガネに比べればかなりの高額な商品となるが、これでサーキットでのタイムアップがはかれたり、ツーリング時の疲労軽減や安全確保ができるのである。マフラー一本交換して軽量化することを考えれば随分と安い買い物だとは思わないだろうか?