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アウトドア遊びや車中泊で便利な大容量のポータブル電源。それに異常気象による停電対策といった需要もあってその進化もめざましい。ブルーティのAC180は、持ち運びや運搬がしやすいコンパクトサイズながら最大2700Wの定格出力の家電が動かせるポータブル電源。ブルーティのAC180があればアウトドア遊びや、もしものときに大抵の家電が動かせるんです!
最大2700Wの出力&1,152Wh大容量が魅力のポータブル電源「ブルーティ・AC180」
ブルーティAC180は、安全かつ耐久性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)のポータブル電源。交流のAC出力は、いわゆる100Vのコンセントが4つ。直流のDC出力には12V/10Aのアクセサリーソケット、5V3AのUSBタイプAが4つ、USBタイプCに加え、非接触型の充電ポートと、スマートフォンからPD機器、パソコンまで色々なものが充電できるようになっている。
AC180の仕様
バッテリー容量:1,152Wh (36Ah) /セルの種類:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4) /重量:約16kg /サイズ:340×247×317mm /AC出力:合計1,800W /DC出力:12V:DC/10A、USB-A:最大5V3A、USB-C:PD対応、ワイヤレス充電 /入力:ACコンセント、ソーラーパネルなどに対応) /価格: 14万8000円
ブルーティAC180なら大抵の家電がアウトドア環境で使える!
“キャンプや車中泊で家にある家電が使えたら便利なのに……”そう考えたことはないだろうか? 電気ケトルやホットプレートが屋外で使えたならば、いちいち火をおこしたりする手間もなく、調理器具が煤まみれになることもないので後片付けがとても楽。また、そもそもとして道の駅の駐車場などでは火器の使用が禁じられているところも多く、電気で動く調理器具が使えるだけで料理のレパートリーが増えるというわけ。
ただポータブル電源選びで難しいのは、全ての家電が動かせるわけじゃないというところ。というのも、家電には稼働するのに必要な電力である“消費電力”が決まっており、ポータブル電源の出力能力がこの消費電力を上回ってないと動かすことができないのだ。
例えば、屋外で電気ケトルでお湯を沸かしたいと思った場合。電気ケトルの消費電力は大抵1300W前後なのだが、意外とこの消費電力を超える出力を持つポータブル電源となるとかなり種類が限られてくる。もちろん、業務用の大型ポータブル電源なら十分な出力を持っている製品も多いが、当然大きく重く、しかも価格も何十万円もするようなモデルばかり。
そこで紹介したいのが、今回のブルーティAC180。持ち運びが可能な約16kgのコンパクトボディながら、1800Wの出力能力を持ち、電力リフトモードを使えば最大消費電力2700Wの家電が使えるというわけである。しかも価格は、税込価格で14万8000円。これだけの出力能力を持つポータブルバッテリーとしてはズバ抜けたコストパフォーマンスをほこる。
実際に使ってみて感じるのは、消費電力2700Wまでの家電に対応しているというのはかなりのアドバンテージだ。実は僕、前回のモトメガネの取材でAC60が気に入ってしまい購入したのだがAC60の出力は600W。電力リフトモードを使っても1200Wの家電までしか動かすことはできない。そのため、わざわざこの出力以下の電気ケトルを探して購入したりしたのだが、ブルーティAC180ならそんなことを気にすることがない。出力的には家にある大抵の家電がフィールドで使えてしまうのだ。
ちなみに各家電メーカーのホームページで消費電力の大きな家電を調べてみると、ホットプレートが1300W前後で、一番大きな消費電力だったのがオーブン付きの電子レンジやIH調理器、炊飯器あたりでだいたい1500W前後。つまり、家にある消費電力の大きな家電もブルーティAC180なら余裕で動かせるというわけなのだ。
これだけの容量があれば、もっと消費電力の小さな冷蔵庫やパソコンなども同時に動かせられる。自然災害などで停電した際の急場しのぎの非常用電源としてもブルーティAC180は大活躍しそうだ。
ブルーティAC180を実際にアウトドアフィールドで使ってみた!
家にあるたいていの家電をブルーティAC180で動かせることはわかってもらえたと思うが、次に気になるのは“果たしてどれくらいの時間使えるのか?”というところだ。ブルーティAC180のバッテリー容量は1,152Wh (36Ah)と、家庭用のポータブルバッテリーとしては大容量なものの、1000Wクラスの家電を動かせばバッテリー消費も当然早くなる。
今回は、キャンプなどのアウトドア遊びでも使えそうなホットプレート(消費電力:590W)と電気毛布(消費電力:55W)、電気ケトル(消費電力:1000W)をフィールドに持ち出して検証してみることにした。
検証にあたっては、ブルーティAC180が100%充電状態でそれぞれの家電を動かし、作動の確認はもちろんだが、LCD画面に表示される残り時間インジケーターでどのくらいの時間使用できるのかをチェックしてみたぞ!
また現場では、より実際の使用環境を再現するため100%の状態からまず電気ケトルでコーヒーを淹れ、その後にホットプレートでBBQと鍋を作り1時間ほどの食事をしてみるとブルーティAC180の残量は28%まで減っていた。その後、電気毛布を繋げてみると5時間ほど使えるという表示が出ていた。つまりブルーティAC180があればひととおりの食事ができて食後には電気毛布も使えてしまうというわけだ。
これからの季節、キャンプサイトで暖かい飲み物と鍋ができて、しかも電気毛布まで使えるとなれば、ブルーティAC180は十分フィールドで使えるポータブル電源に仕上がっていると言えるのではないだろうか。しかも、自然災害などで停電が起きた際には、電力が復旧するまで冷蔵庫(80Wなら約10時間)や電子レンジ(1500Wなら0.7時間)といった生活に不可欠な家電も動かせるのだから、ブルーティAC180を持っていて損することはなさそうだ。
高機能な新製品も続々登場
ブルーティでは高機能な新製品が続々リリースされている。クラス最先端の急速充電技術で、短い充電時間を実現したAC2A&AC70はこちら。