【brand pickup】
スペインのバルセロナに拠点を構えるLS2ヘルメット。
ダカール・ラリーやMotoGPといった世界最高峰のレースシーンでサポート活動を行い、最新技術を取り入れながら製品の企画・生産を行なっているブランドです。
年間の出荷数は250万個(OEM含む)以上と世界トップレベルのシェア誇り、ヨーロッパを中心に世界中のライダーから高い評価を得ています。
そのLS2ヘルメットが新しくリリースした商品が「AURA GOGGLE(オーラゴーグル)」。
価格は6千円台とリーズナブルながら、曇り止めのピンロックシートやメガネ着用に対応した造りなど数々の機能を備えたオーラゴーグルをインプレッションしていきます。
製品仕様
オーラゴーグルの「ココがいい!」ポイント
こんにちは、ライターのサブローです!
LS2の新製品・オーラゴーグルをさっそく使ってみました!
結論から言うと、この製品は「万人にオススメできるゴーグル」だと感じました。
というのも、ゴーグルって、ライダーのバイク歴や使用用途によって選び方が大きく異なると思うんです。
たとえば初心者なら…
ハイエンドモデルよりエントリーモデルが欲しい。
でも「安かろう悪かろう」はヤダ!
ベテランなら…
レースでも使える機能を持つモデルが欲しい。
でもゴーグルは消耗品だから価格が安いと助かる。
こういう意見が多いと思います。
「オーラゴーグル」は、それらの要望をすべて兼ね備えた商品だと実感しました。
その理由をポイントごとに解説していきますね。
ポイント1 リーズナブルな価格設定
メーカー品のオフロードゴーグルは5,000~2万円が相場価格となっています。
その中で、オーラゴーグルは6,380円とお求めやすい価格。
この価格ならエントリーモデルにぴったりですし、万が一フィット感が合わなくて買い替えてもお財布にダメージは少ないでしょう。
というより「フィット感が合わない」と感じる人はほとんどいないと思います。
その理由を次の項目で解説します。
ポイント2 アウトリガー(可変式ベルトベース)を採用
アウトリガーとは、画像の矢印部分のことで、ベルトの取り付け位置を前方にずらす役割があります。
なぜ前方にずらすかというと、ベルトベースとヘルメットの間には段差が生じるからです。
この段差をなくしてゴーグルをしっかりフィットさせる機構…というわけです。
ボクの場合、これがあるのとないのではフィット感が雲泥の差なんです。
ちなみにこのアウトリガーは、他メーカーだと上級モデルに採用される機構。
この機構が6千円台で購入できるモデルに採用されるケースはめずらしいんじゃないでしょうか。
ポイント3 メガネとの同時装着が可能
これはメガネユーザーにとって最も重要なポイントだと思います。
ゴーグル内部に幅と奥行きがあるため、ほとんどのメガネが収まります(※)。
(※)大きなフレームやレンズのメガネは同時装着が困難な場合あり
ポイント4 豊富なカラーバリエーションと充実のオプション
オーラゴーグルのカラーバリエーションは全6色。
さらにオプションのミラーレンズ(税込2,970円)も6色用意されていますので、どんなヘルメットのカラーにもコーディネートできます。
さらに、ゴーグルではめずらしい機構、「ピンロックシート(税込1,980円)」も取り付け可能です。
ピンロックシートとは、ゴーグルの内側に貼り付けるシート。
空気の層をつくることで曇りを抑止するモノです。住宅の二重窓と同じ原理ですね。
そもそもゴーグルは、シールドに比べて曇りにくいものです。
でもオフロードレースで激しい動きをしたり、林道でスタックしたりすると、さすがに汗で曇ってしまうことも。
そんなときに「曇り止めが欲しい!」と思っていたライダーにピンロックシートは救世主!
ちなみに沸騰したお湯の上にかざしてもピンロックシートをつけたゴーグルは曇りませんでした! すごい!
まとめ リーズナブルながら上級モデルのような装備が満載
冒頭で解説したとおり、オーラゴーグルの価格は6,380円(税込)。
リーズナブルな価格にもかかわらず「ホントにこの値段でいいの?」と思うくらい装備が充実しているんです。
たとえば、廉価モデルにありがちな1層構造の内装スポンジ。
5,000円前後のモデルだと1層構造が多いですが、オーラゴーグルはフィット感と吸水性にすぐれる2種類のスポンジを重ね合わせた2層構造を採用しています。
また、通気性を高めるためのエアインテークを採用するなど、ライダーが快適に走れる工夫が凝らされています。
しかも、ゴーグルでは唯一といってもいい「ピンロックシート」まで採用する隙のなさ。
これらの装備をわずか6千円台で実現しているオーラゴーグル。
ビギナー用のエントリーモデルとしても、ベテラン用の多機能モデルとしても使える「万人にオススメできるゴーグル」なんじゃないでしょうか。
いろんなオフメットと合わせてみた
最後に、いろんなメーカーのオフロードヘルメットとオーラゴーグルを組み合わせてみました!。
コーディネートの参考にどうぞ!