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オフロードも本気で走れるトライアンフ新型車「Scrambler 1200X/XE」を発表

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社は、新型Scrambler 1200Xと、2024 年モデルとして新たに生まれ変わる Scrambler 1200XEを発表した。Scrambler 1200Xは、基本性能、ライディングポジション、高出力な性能はそのままに、ゆとりのある装備とテクノロジーの組み合わせを実現。Scrambler 1200XEは、最新世代の Brembo 製 Stylema®キャリパー、減衰力調整機能が強化された新型サスペンション、スタイリング細部の改良、ツーリング性能の向上など、あらゆる機能をアップデートし、さらに高機能なモデルへ変更された。両モデルともに、トルクフルなパフォーマンスを発揮するハイパワーなトライアンフの 1200cc ボンネビルエンジン、オフロード走行に対応する 21 インチフロントホイールを装備し、Scrambler シリーズのパフォーマンスとスタイルの水準をさらに引き上げている。発売時期は2024年1月の予定だ。

目次

トライアンフから 2024 年モデルの
「New Scrambler 1200X & XE」登場のお知らせ

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は全く新しい Scrambler 1200X と、2024 年モデルとして新たに生まれ変わる Scrambler 1200XE の登場をお伝えします。

ラインナップに新たに加わったのは、高いスペックとお求めやすい価格を両立させた新型「Scrambler 1200X」と、上位モデルで機能が強化された「Scrambler 1200XE」の 2 車種です。
両モデルの特徴は、トルクフルなパフォーマンスを発揮するハイパワーなトライアンフの 1200cc ボンネビルエンジン、オフロード走行に対応する 21 インチフロントホイールといった、トライアンフのプレミアムな品質と仕上げです。
この特徴により、Scrambler シリーズのパフォーマンスとスタイルの水準をさらに引き上げました。

新型 Scrambler 1200X は、Scrambler ユーザーに親しまれてきた卓越した基本性能、堂々としたライディングポジション、高出力な性能はそのままに、コストパフォーマンスが高くゆとりのある装備とテクノロジーを組み合わせました。
お求めやすくなった Scrambler 1200X のシート高は 820mm で、オプションのローシートを装着すると 795mmまで下げられます。卓越した機能性を、よりお求めやすい価格で提供するエネルギッシュなモデルとなっており、サービスインターバルは 16,000km 毎(または 12 ヶ月間毎)と、定期点検の維持費を安く抑えることができます。

一方、さらに高性能な「Scrambler 1200XE」は、最新世代の Brembo 製 Stylema®キャリパー、減衰力調整機能が強化された新型サスペンション、スタイリング細部の改良、ツーリング性能の向上など、様々なアップデートを施して新たな風を吹かせます。
以下は、チーフプロダクトオフィサーのスティーブ・サージェントのコメントです。
「オンロードとオフロード、どちらの冒険にも対応できるように作られた新型 Scrambler 1200XE は、性能、能力、モダンでクラシックなスタイルにおいて、さらに高いハードルを設定しました。また、Scrambler 1200X は、シート高は低く、コストパフォーマンスは高く、というライダーが求めるスペックを実現するために最適化しました。これにより、従来のScrambler XC よりもさらに優れた乗り心地を実現することができました。」

新型 Scrambler1200X は、お客様が重視するハイスペックとテクノロジーを兼ね揃えています。

  • 新型 Marzocchi™サスペンション、45mmUSD フォーク、ピギーバックリザーバーとプリロード調整機能付きRSU でロードライディングに最適な 170mm のホイールトラベルを実現。
  • 新たに最適化したコーナリング ABS、切り替え可能なコーナリング TC など、Scrambler X の走りを向上させる進化したライダーテクノロジーを装備。(旧来の Scrambler XC には装備されていません。)
  • TFT ディスプレイ一体型の多機能メーター
  • オフロードを含む 5 つのライディングモード
  • 特徴的な DRL ヘッドライト、コンパクトなテールライト、スリムでモダンな新型ウインカーを含むオール LED ライティング
  • USB 充電ポート付属
  • アクセサリーのトライアンフコネクティビティに対応し、ターンバイターンナビケージョン、スマートフォン、ミュージックプレイヤー等に Bluetooth 接続可能。

2024 年 新型 Scrambler 1200XE のアップデート内容は以下の通りです。

  • 最新世代の Brembo 製 Stylema®ラジアルモノブロックキャリパーと 320mm 径ツインフローティングディスク、リアにはシングルピストンキャリパーを採用。
  • 最適化された Marzocchi™45mmUSD フォークとピギーバックリザーバー付きツインスプリング RSU を搭載。
  • 前後 250mm もの長いホイールトラベルを備えた新型 Marzocchi™サスペンションを装備。調整機能付きで、自由自在に変更可能。
  • シリンダーヘッドの吸排気ポートの見直しにより、高回転域まで幅広いトルクを実現。
  • スタイリッシュなスリムライン LED ウインカーやコンパクトな LED テールライト等、細部のスタイリングを刷新。
  • アクセサリーのハイスクリーン、ラグドラゲッジバッグやテールバッグ等を装着可能とし、ツーリング機能が充実。

スリリングなパフォーマンス
両モデルとも同じ 1200cc ボンネビル・ツインエンジンを搭載し、トルクフルな Scrambler らしさを実現しました。
また、ボア径 50mm の新型スロットルボティー、および新型エキゾーストヘッダーパイプを採用することで排気フローを改善、5,000RPM からレッドゾーンの高回転域まで、より幅広いトルクを発揮します。
2024 年モデルは、オンロードでもオフロードでも完璧なパワーバランスを発揮できるよう、更に精密にチューニングしています。ピークパワーの回転域はやや低めの 7,000RPM で 90PS に到達。ピークトルクである 110Nm には4,250RPM で到達します。
ハイスペックなツインエキゾーストシステムはブラッシュ仕上げのステンレス製サイレンサーで、Scrambler のトレードマークでもある深みのある個性的な音色を奏でます。

プレミアムな仕様
両モデルとも、Scrambler 専用のスチール製チューブラーフレームと、軽量で耐久性に優れたアルミ製リムとハイスペックなサイドレースステンレス製ワイヤースポークホイールを装備しています。
また両モデルには人間工学に基づく大きな違いがあります。その違いはハンドルバーのデザインが異なり、XE は X よりも 65mm 幅を広くしています。そのためオフロードの厳しい路面でも高いコントロール性を発揮し、またリバーシブルライザーにより、ライダーはハンドルバーの位置を調整することができます。XE においては、取外し可能なスペーサーも装備されていて、10mm の高さ調整が可能です。人間工学をさらに発展させた XE には、さまざまなライディングスタイルや靴に対応する調整可能なブレーキペダルやフットレストを搭載しています。
どちらのモデルも鋳造アルミニウム製スイングアームを採用。X は 579mm、XE はさらに 32mm 長いスイングアームとロングホイールベースを採用し、オフロードの難しい路面でのコントロール性と安定感を高めています。
一方、X の短いホイールベースは俊敏で、レスポンスの良い走りを実現させます。
また、両モデルとも Metzeler の最高級タイヤを装着。X には、オンロードに特化したデュアルパーパスタイヤ KarooStreet、XE には、Metzeler Tourance が装着され、オンロードとオフロード、異なる環境に対応可能です。
さらに過酷なオフロードの走破性を求めるなら、トライアンフ公認の Michelin Anakee Wild を装着してください。
どちらのモデルも充実のハイスペックなサスペンションを装備。X には Marzocchi™製の 45mm カートリッジフォークとRSU が装備されています。RSU には、ピギーバックリザーバーと調整可能なプリロード機能が装備され、オンロードや、それ以外の路面でもサスペンションによるライディングの微調整が可能です。
XE は、よりオフロードに特化したセットアップになっており、最適化された Marzocchi™45mm フォークと、フルアジャスタブルでコンプレッションとリバウンドの調整幅が広くなったプレミアムツインスプリングの Marzocchi™RSU を装備し、より安定したコントロールが可能となりました。このサスペンションによって、前後とも 250mm のホイールトラベルを確保し、最上級のオフロード性能と低いシート高という相反する機能を実現しました。

最新装備
両モデルともブレーキにも最新鋭の装備が採用され、オンロードでもオフロードでも確実なブレーキング性能を発揮します。XE は 320mm 径のツインフローティングディスクを備えた、強力なストッピングパワーを発揮する最新世代のBrembo™ Stylema®ラジアルモノブロックフロントキャリパーを装備し、クラス最高のブレーキ性能を実現しました。フロントだけではなく、リアにはニッシン製キャリパーを備えた 255mm ディスクを採用し、ブレーキ性能をさらに高めています。

X はフロントに 310mm 径のツインフローティングディスクとニッシン製ツインピストンアキシャルキャリパーを採用し、リアには 255mm 径のリアディスクとニッシン製フローティングブレーキキャリパーを採用し、オンロードでも安定感のあるブレーキ性能を期待できます。尚、両モデルともフロントブレーキレバーの位置を好みに合わせて調整が可能です。

ライダー目線で進化させた新しいテクノロジー
Scrambler X/XE ともに、あらゆるリーンアングルで最適なトラクションを発揮し、それを維持するように制御するコーナリング ABS とコーナリング TC を装備しています。
Scrambler 1200X には、5 つのライダーモードがあり、それぞれに専用のスロットルレスポンスと ABS、TC の設定があります。ライダーは、「スポーツ」、「ロード」、「レイン」、「オフロード」、「ライダー」のモードを選択できます。また、XE には、「オフロードプロ」モードも備わっており、難しいオフロード走行でも経験豊富なライダーが「オフロードプロ」を使用することで完全なバイクコントロールが可能です。
Continental 社と共同開発したハイスペックな慣性計測ユニット(IMU)により、ライディングの安定性はさらに向上しました。このシステムはコーナリングの際の ABS と TC の最適化を可能にし、ロール、ピッチ、ヨー、加速度を測定してリーンアングルを計算し、最適な設定を自動で選択してくれます。総合的なライディングエクスペリエンスの向上を重視した X と XE にはトルクアシストクラッチも装備されています。
さらに、Scrambler 1200XE には、カスタマイズができるフルカラーTFT メーターを装備。インフォメーションには 2 種類のミニマルでスタイリッシュなレイアウトデザインテーマを用意しており、さらにそれぞれ 3 つの表示方法を切り替え、表示される情報レベルの変更が可能です。
高コントラスト、低コントラストのディスプレイを選択できるほか、Scrambler XE をより自分好みにカスタマイズするためのスタートアップスクリーンも用意されています。

Scrambler X は、エレガントなスタイルの円形メーターに組み込まれた専用の TFT/LCD ハイブリッド多機能メーターを備えていて、コンパクトなディスプレイながら、簡単に一目で情報を読み取ることができます。

唯一無二の Scrambler カスタムスタイル
Scrambler は、そのシルエットから、特徴的な高さのツインエキゾーストデザイン、美しい燃料タンク等、細部までオリジナリティ溢れる唯一無二のデザイン性を誇ります。XE はブラック、X はブラウンのクラシックなワンピースリブベンチシートを採用し、新型スリムラインウィンカーデザインやコンパクトなテールライトハウジングなど、ディテールにこだわっています。
どちらのモデルも、つや消しアルミニウムの Scrambler 1200 バッジをあしらった立体的なサイドパネル、トライアンフのアイコンであるトライアングルタンクバッジ、つや消しのモンツァスタイルアルミニウム製フィラーキャップ、つや消しステンレスストラップなど、印象的なディテールが施されています。また、XE には、ブラシ仕上げのアルミニウム製マッドガード、X には、高品質な塗装仕上げのマッドガードを採用しています

新型 Scrambler は、各 3 種類のカラースキームを用意しました。Scrambler 1200XE は、レッドのアクセントが効いた現代的なファントムブラック&ストームグレー、大胆な新色バハオレンジ&ファントムブラック、人気のサファイアブラックからお選びいただけます。一方、Scrambler 1200X は、リッチなカーニバルレッド、クールなアッシュグレー、クラシックなサファイアブラックからお選びいただけます。

純正アクセサリーによる Scrambler のカスタマイズ
グリップヒーター、35L のテールバッグ、高さのあるダカールスクリーンやフロントマッドガード、ハンドルバーブレース、ステンレススチールエンジンバーまでツーリング性能をさらに高める 70 種類以上の純正アクセサリーをご用意しました。
また、荷物の収納容量は総容量 102L を実現しました。

オリジナル Scrambler と今日の Scrambler シーン
トライアンフが提案する新型「Scrambler 1200」のラインナップは、オリジナルの Scrambler の素晴らしさを継承しつつ、1950 年代初頭のルーツが垣間見える仕様となっております。トライアンフは、ストレートスルーのツインパイプをハイまたはローに装着してチョップオフしたバイクを製造していた元祖としても知られています。これらは、後のボンネビル T120TT や TR6’SC’といった世界で初めて市販された Scrambler に多大なインスピレーションを与えました。
時は経ち、2006 年に最初の「現代版」Scrambler を発表したトライアンフは、現代に合わせた全く新しいモダンなScrambler を生み出したのです。これが、今日まで続く Scrambler ワールドのきっかけとなり、街乗りをメインとしたアーバンライダーから映画スターまで、新しいファン層を世界中に広め、007 最新作である映画『ノー・タイム・トゥ・ダイ』にも登場しました。

仕様

アッシュグレー
カーニバルレッド
サファイアブラック
バハオレンジ&ファントムブラック
ファントムブラック&ストームグレー
サファイアブラック

詳しくは、トライアンフ公式サイト
https://www.triumphmotorcycles.jp/bikes/classic/bonneville-scrambler-1200
トライアンフバイクのカスタマイズを楽しむ
https://www.triumphmotorcycles.jp/configure/
またはお近くのトライアンフ正規販売店におたずねください
https://www.triumphmotorcycles.jp/dealers/dealer-search

リリース提供元:トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社

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