デザインは昔ながらのものだが安全性能は最新基準を採用
LEAD RX-100R 価格:16,000円(税別)
カワサキのZ900RSが発売以降、好調な販売を続けている。かつてのZ1を彷彿とさせるそのデザインが人気の理由のようだ。つまり一昔前に流行ったデザインが今受け入れられていると言えるだろう。
それはヘルメットも同じで、リード工業から発売されているビンテージモデルのフルフェイスヘルメット「RX-200R」が人気だという。いわゆる80年代に発売したモデルのリバイバルになるが、安全基準は最新のものに適応しており、内装などの装備も現代のものが取り入れられている。そんなRX-200Rの兄弟モデルとも言える、「RX-100R」が新たに追加された。
サイドからのフォルムもいたってシンプル。これぞヘルメットというキレイな形だ。リヤからのフォルムもツルッとしていてダクトなどは一切無い。このシンプルさが魅力なのだ。
ビンテージファンには嬉しい当時のステッカーも付属している
RX-100Rは、先に登場した200R同様にシールドは視認性の高い立体成形ポリカーボネート採用し当時のイメージを残しつつ現代風にアレンジ。また旧LEADロゴを使用した剥がせるヘッドマーク・リアマークを採用している点も同じだ。
異なる点は、フェイスウインドウの幅が異なっており、現代のヘルメットに近くワイドになっている。内装はシックな黒色を採用しているのも特徴だ。
従来モデルRX-200Rとの比較をしてみた
1980年代に発売されたRX-200を再現したビンテージフルフェイスヘルメットがRX-200R。当時のイメージを残しつつ現代風にアレンジされている。そんなRX-200RとニューモデルのRX-100Rを比較してみた。
フェイスウインドウの幅が違う!
RX-200Rに比べてRX-100Rの方がフェイスウインドウの幅が広い。つまりRX-100Rの方がより広い視界で視認性に優れるということだ。
内装・バックルが異なる
内装は、RX-200Rが赤色のサテン内装。一方のRX-100Rはシンプルなブラック内装となっている。バックルはRX-200Rがワンタッチ式で、RX-100RはDリング式となる。
<RX-100Rスペック>
●サイズ:フリー(57~60cm未満)
●規格:PSC、SG(全排気量対応)
●素材:ABS
●重量:約1,400g
●標準シールドカラー:クリア
LEADのウェブサイトはこちら