VTホールディングス株式会社は、同社の子会社である英国ケータハムから、2025年後半から2026年前半に投入予定としているEVクーペのコンセプトカー「プロジェクトV」を発表した。
同プロジェクトの製品は、軽さ、シンプル、機敏さを重視した電気自動車となる。製作は、世界的に著名なイタリアのエンジニアリング会社「イタルデザイン」によって実現され、200kW(272PS)のシングルモーターを動力源とするバッテリー電気パワートレインを搭載し、カーボンファイバーとアルミニウムの複合シャシーを採用することで、車両重量1,190kgと超軽量なEVクーペを目標としている。
ケータハム、オールエレクトリック・クーペのコンセプトカー「プロジェクトV」を発表
- プロジェクトVは、軽さ、シンプル、機敏さというケータハムのドライバー重視のDNAを受け継いだEVクーペのコンセプトカー
- チーフデザイナーのアンソニー・ジャナレリ創作によるデザイン、世界的に著名なイタルデザインが製作を担当
- 開発段階でエンジニアリングと製造の実現可能性を検討 ― 生産モデルは 2025年後半から2026年前半に導入予定
- パワートレインには、200kW(272PS)のリアマウント電気モーターを55kWhのバッテリーパックと共に採用
- 0-62mph(100km/h)加速4.5秒未満、WLTP航続距離249マイル(400km)
- 2023年7月13日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開
- プロジェクトV最新情報:https://caterhamcars.com/ja/projectv
2023年7月12日 英国ダートフォード
VTホールディングス株式会社(本社︓愛知県名古屋市、代表取締役社⻑︓⾼橋⼀穂、以下VTホールディングス)の子会社である英国ケータハムは、2025年後半から2026年前半に投入予定の軽量のEVクーペのコンセプトカー、プロジェクトVを発表しました。
最初から電気自動車として設計されたプロジェクトVは、チーフデザイナー、アンソニー・ジャナレリによる創作です。彼のビジョンは、世界的に著名なイタリアのエンジニアリング会社、イタルデザインによって実現されました。
プロジェクトVは、リヤアクスルに搭載された200kW(272PS)のシングルモーターを動力源とするバッテリー電気パワートレインを採用しています。先進的な熱マネジメントを備えた55kWhのUSOCリチウムイオンバッテリーパックが組み合わされ、150kWのDC急速充電器を使えば、15分間で20〜80%の充電が可能です。
プロジェクトVの0-62mph (100km/h)加速は4.5秒未満、推定最高速度は143mph (230km/h)、WLTP航続距離は249マイル(400km)です。
ミニマリストのデザイン哲学は、セブンと同様、プロジェクトVが軽量でシンプルであることを意味します。ケータハムは、革新的なカーボンファイバーとアルミニウムの複合シャシーを採用することで、車両重量1,190kg(2+1シートレイアウト)を目標としています。
ケータハム・カーズのCEO兼、新たに設立されたケータハムEVoのCOO、ボブ・レイシュリーは、次のように述べています:「プロジェクトVは単なるコンセプトやデザインスタディではなく、開発段階を通じてエンジニアリングと生産の実現可能性を検討してきました。」
「どのような形やサイズであれ、EVケータハムは、我々のDNAである、軽量でシンプル、比類のないドライビング体験を提供するという、私たちを他の誰とも違う存在にしているものに忠実でなければなりません。」
「プロジェクトVは、会社を持続的に成長させ、同時に電動化を探求するという私たちの野心を満たすものです。次の段階の開発と技術能力次第ですが、プロジェクトVは2025年後半から2026年前半に市場に投入する計画であり、価格帯は最低小売価格8万ポンド未満からを目標にしています。」
プロジェクトVのチーフデザイナー、アンソニー・ジャナレリは次のように付け加えています:「ケータハム・セブンのデザインはシンプルかつミニマリストであり、軽量で運転が楽しいという本来の機能のためにデザインされています。プロジェクトVでは、この哲学をスポーツ・クーペのアーキテクチャーに適用し、魅惑的で時代を超越したシルエットを創り上げています。軽さを維持し、ドライバーのエンゲージメントを最適化するためには、重量の観点からすべての機能が本当に必要かどうか正当化されなければなりません。」
プロジェクトVのショーカーは、2+1のシートレイアウト(オプションで2+2)を採用しており、乗降性を最適化し、後席乗員の快適性を高めるとともに、将来のオーナーの使い方の柔軟性を高めています。インテリアの中心には、スマートフォンのミラーリング機能を備えた、シンプルでドライバーにフォーカスしたインフォテインメント・システムがあり、デジタル・インストルメント・クラスターが主要な情報を表示します。ドライバーは、さまざまな環境に合わせて加速と操作性をインテリジェントに調整するドライビング・モードを、ノーマル、スポーツ、スプリントから選択可能です。
フルアジャスタブル・ジオメトリーのダブルウィッシュボーン式フロント/リア・サスペンション、電動アシスト・パワーステアリング、Michelin Pilot Sport 4Sタイヤ(フロント19インチ、リア20インチ)、高性能キャリパー付きディスクブレーキを、このコンセプトカーは装備しています。
イタルデザインのビジネス・ディベロプメント・マネージャー、アンドレア・ポルタは次のように語っています:「ケータハムとアンソニー・ジャナレリのパートナーとなり、プロジェクトVを実現できたことを嬉しく思います。あらゆるステップで、将来の生産バージョンを滞りなく市場に投入できるように、商業的に実行可能なコンセプトカーやプロトタイプ車を生産してきた私たちの経験を活用しました。」
レイシュリーは続けます:「プロジェクトVはセブンの代わりではなく、セブンを補完するものであり、ケータハムのコアバリューを維持することで、既存の顧客層にアピールし、同時に新しいファンをブランドに引きつけることができると信じています。」
「より実用的なクーペのボディスタイルを採用し、EVのパッケージングの利点を生かすことで、このクルマは日曜日の朝のスプリントだけでなく、買い物や通学にも使用できます。」
VTホールディングスの高橋一穂社長は、次のように述べています:「本日、このグッドウッドの地において、我々から2つの新型車両を発表することが出来ることを大変光栄に思います。ケータハムの決して変えてはならない物、時代の要求に応えて変化すべき物、この一見相反する二つの要求を妥協することなく、融合させた結果が、この2つの新型車になります。このプロジェクトに関わったすべての方々、ケータハムのこれまでの50年間を支えていただいたすべての方々に、深く感謝申し上げます。」
プロジェクトVのショーカーは、2023年7月13日(木曜日)、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのケータハムブースで一般公開されます。
この野心的なベンチャー事業をサポートするため、 ケータハムEVoは、プロジェクトVに関連するすべてのビジネスおよび投資案件に対応するために設立されました。
プロジェクトVの最新情報については、下記をご参照ください。
https://caterhamcars.com/ja/projectv
プロジェクトV コンセプト 仕様
車両 | ケータハム・プロジェクトV |
パワートレイン | バッテリーEV、後輪駆動(永久磁石シンクロナスモーター1機を車体後部に搭載) |
バッテリー | リチウムイオン、55kWh USOC(先進的熱マネジメント装備) |
ディメンション | 全長:4,255mm、全幅:1,893mm、全高:1,226mm |
ホイールベース | 2,581mm |
最高出力 | 200kW / 268bhp / 272PS |
0-62mph (100km/h) | 4.5秒未満 |
最高速度 | 143mph (230km/h) |
目標重量 | 1,190kg未満 DIN質量(2+1シートレイアウト) |
目標航続距離 (WLTP) | 249 miles (400km) |
目標充電時間 | 15 分間で 20-80%充電 (150kW DC 充電器) |
コンストラクションタイプ | 革新的なカーボンファイバーとアルミニウムの複合シャシーと複合ボディワーク |
サスペンション | ダブルウィッシュボーン(フロント・リア) |
タイヤ | 235/35/R19(フロント)285/30/R20(リア) |
目標最低小売価格 | 80,000ポンド未満より(英国市場) |
詳しくは、エスシーアイ株式会社 PR & Sales Promotion 中村 (nakamura@caterham-cars.jp)までお問い合わせください。
ケータハム︓
Caterham South, Caterham House – Dialog, Fleming Way, Crawley, West Sussex, RH10 9NQ United Kingdom
T︓+44 1293 312300
E︓sales@caterham.com
ケータハムについて
ケータハム(ケータハム・カーズ・リミテッド)は、1973年にグラハム・ニアンがロータスの創始者コーリン・チャップマンからセブン製造・販売のための型、デザイン、その他独占権を獲得して以来、軽量で2人乗りのスポーツカーを生産しています。チャップマンへのオマージュとして、ケータハムは今日も、ドライビング・エクスペリエンスと楽しさをすべての活動の中心に据えることを哲学としています。すべてのお客様にパーソナライズされた体験を提供することを約束し、購入された方が公道とサーキットの両方でご自身の志向と運転の好みに完全に合った車を作るための幅広い選択肢を提供しています。
当該英国メーカーは、そのユニークな車を英国国内だけで生産しています。現在、ケータハムはケント州ダートフォードに本社を置き、1987年以来、組立てとキットビルドの両方で車を製造しています。2023年現在、ケータハムは世界の15の主要市場で30以上の公式販売店によって販売されています。
また、モータースポーツ部門の一環として、あらゆるレベルのドライバーを対象とした英国の5つのレースシリーズを運営しています。1995年以来、エントリーレベルのレースシリーズであるケータハム・アカデミーでは、1,300人以上の初心者ドライバーがレーシングドライバーとしての資格を取得しました。
ケータハムは、2009年以来ケータハムの日本市場における輸入代理店である、日本のVTホールディングスが現在所有しています。VTホールディングスは、日本最大の自動車ディーラーグループの一つです。
ケータハムは2023年に創立50周年を迎え、この重要な節目を記念した複数のイベントを年間を通じて開催しています。
イタルデザインについて
イタルデザインは、スタイリング、エンジニアリング、生産、ニュー・モビリティ・ソリューションの各分野において、顧客中心主義であり、MethodおよびFactに根差して操業されている、最先端の企業です。
2010年からVW/AUDIグループの一員となり、イタリア・トリノのモンカリエーリに本社を置き、イタリア国内外で1,000人以上の従業員を擁し、55年にわたり、モビリティ、製品、輸送デザインの世界で国内外の主要企業や新興企業とコラボレーションを行っています。
イタルデザインは、世界トップクラスのコーチビルダーであることに加え、近年はインフォテインメント、ADAS、高電圧バッテリーシステムといった自動車エレクトロニクスのシステム開発者でもあります。
SDV(Software Defined Vehicle) 向けソリューションのパートナーになることにもオープンです。
イタルデザインは、新製品の工業化を目指した有機的かつ統合的な手法、技術、ツールのセットを提供することができ、ターンキー・プロセスを含め、最初のアイデアから量産に至るプロセスのあらゆる段階に対するサービスを提供しています。
コンサルティングからクリエイティビティ、量産前プロトタイプや公道走行が合法的に可能な超限定シリーズのエンジニアリングから生産、プロジェクト管理、テストと評価活動、ホモロゲーションへの展開、製品リリースの法的責任、完成品の量産開始時の支援までカバーし、また革新的な技術や先鋭的なプロトタイピングのためのインキュベーターであり、アクセラレーション・プラットフォームでもあります。イタルデザインは、信頼できる専門的なパートナーであり、イネーブラーであり、最先端技術と戦略的パートナーシップを備えた一流のサービスを提供するハブです。
同社は世界中で200を超えるデザイン賞を受賞しており、2016年からは過去数年にわたってイタリアのトップ・エンプロイヤーに選ばれています。
詳細は、下記をご参照ください。
https://www.italdesign.it/
リリース提供元:VTホールディングス株式会社
簡単でより高くバイクを売却したいなら『モトメガネバイク買取』!
乗っていないバイクがあり、それを〝売却しよう〟と思った時、簡単でより高く売れるサービスを利用したいのは、バイク乗りなら誰しもが思うもの……。
とはいえ、一括査定サービスだと営業電話のラッシュで時間を取られそうだし、一社だけの買取査定だと相場よりも安く買われてしまうのではないか?という心配がつきまとう。
そこで、両サービスのいいところを持ち合わせた「モトメガネバイク買取」がおすすめなのだ!
①簡単に申し込める!
WEBで事前査定を行なうのだが、その際に車両の撮影が不要で、必要事項を記入するだけでOK!
記入した情報をもとに、全国のバイク買取店がその査定を元に入札する。
②多数の買取加盟店が参加!
車両の入札は、多数の買取加盟店が参加しているためより高い金額で買い取ってもらえる。一社のみだと提示された買取金額で本当に良いのか悩むところだが、全国の買取加盟店が参加しているので、より高い金額で車両を売却できるというわけ。
③買取店からの連絡は最大3社のみ!
全国のバイク買取店がその査定を元に入札し、事前の入札で高額査定をつけた最大3社が連絡をしてくるという仕組み。
営業電話のラッシュがないことは大きなポイントだ。