ローソンレプリカといえば、いまの若いライダーでも聞いたことがあるだろう。
もしくは、ツーリング先のどこかで、あの特徴的なカラーリングに出会っているかもしれない。
エディ・ローソンは、4度の年間タイトルを獲得した栄光のライダーである。
AMAスーパーバイク選手権を舞台に’80年からカワサキと契約してKZ1000マークIIに搭乗。
8戦中4勝を挙げて見事に王座を獲得した。
これを記念して、USカワサキではローソンの名を冠したレプリカモデルを製作。
これがKZ1000Rだ。
そして、このローソンカラーは、カワサキワークスカラーのライムグリーンに、燃料タンクの特製ステッカーが特徴的で、現代でもファンの多いカラーリングとなる。
その後、KZ1000Rの形を模して登場したのが、ZRX1100となる。
カワサキのネイキッドカテゴリーには、ゼファーシリーズも存在するが、普遍的で誰でも乗りやすいゼファーとは違い、ZRXは「究極の四気筒ネイキッド」として開発された。
もともとGPZ1100をベースにつくられているが、なにより車体が軽量コンパクトにまとめられているのが特徴だ。
短いホイールベースは400㏄並みで、クイックな操作性のハンドリング、思い切り立てられたフロントフォークは、まさにスーパースポーツバイクのレイアウトそのものだった。
緩やかなワインディングさえ、スポーツコーナーと化してしまう面白さが、このモデルの一番の魅了だろう。
その後、ZRX1200Rなどのモデルチェンジを経て、最後にZRXの総仕上げとして登場したのがZRX1200DAEGとなる。
今までのZRXの良さを残しつつ、さらにスポーティに、気軽に走れるモデルとして、ビックネイキッドユーザーに愛される1台となった。
ユッキーさんは、そんなZRX1200DAEGに魅了されたひとり。
シートをカスタムした経緯と、カスタム後の感想を紹介しよう。
自分の好みを理解してくれるから安心
Z900RSとZRX1200DAEGの2台持ちをしているユッキーさん。
以前、Z900RSのシートカスタムをバイクシート神戸に依頼したことがあるそうだ。
「Z900RSのときに納期も早く、納得の仕上がりだったので、迷うことなくリピート依頼をしました。
なにより、自分の好みをわかってくれているショップなら安心して任せられるのが一番の理由です」。
他のカスタムパーツに合わせて統一感をアップ
「Z900RSのときは、パイピングだけホワイトにした、シンプルなデザインにしました。でも今回は、他のカスタムパーツに使っているブルーをシートにも入れたかったので、つやの無いマット調のエンボスブルーに、車体に合わせた光沢のあるエナメル生地のゴールドを使いパイピングを施してもらいました」。
バイクシート神戸では、シートのカラーだけでなく、パイピングのカラーや、生地の素材まで様々なデザインに対応してくれるため、カスタムの幅が広がるのはうれしいポイントだ。
狙い通りの出来上がりに大満足
「前回同様、ホールのリムラインにぴったりマッチしていて、狙い通りの仕上がりでした。ゴールドのパイピングもバッチリで大満足です!」。
徹底した顧客管理でユーザーの好みを把握
「以前、弊社でシート加工をさせていただいたお客様からのご依頼ということで、打ち合わせもスムーズにできました。
弊社では、お客様の管理を徹底しており、車種や使用した生地、色などオーダー内容はすべて把握しております。そのため、リピートのお客様には、新しく採用した生地や加工をご紹介させていただくこともあります。2回目、3回目とご利用いただけるように、常に新しい技術も取り入れてますので、初めての方も是非ご利用ください」。
バイクシート神戸は、常にユーザー視点の親切で丁寧な対応をしてくれるうえ、様々なデザインを提案してくれる。興味はあるけど初めてでよくわからないという人でも、気軽に相談してみてはいかがだろうか。
バイクシート神戸
6万アイテムを超える国内最大量のシートカバーの型を保有し、最新モデルから絶版車、オフロードモデルやアメリカン、原付などあらゆるニーズに応えてくれるシートカバーの専門店。
品質を重視し、裁断から縫製まで国内自社工場で生産している。ユーザーがDIYできるシートの張り替えやすさも特徴だ。
複雑な形状のシートや自分でシートの貼り替えをするのが不安な場合は、職人が最高のクオリティで張り替えを行なってくれる。
細かい部分変更にも対応してくれるので、自分だけのマシンを作りたいユーザーにもうってつけなのだ。