本田技研工業株式会社は、富士SUPER TEC 24時間レースから参戦予定の「CIVIC TYPE R CNF-R(シビック タイプアール シーエヌエフアール)」のテスト走行をモビリティリゾートもてぎ(栃木県)にて実施した。「CIVIC TYPE R」をベースにスーパー耐久シリーズ ST-Qクラス参戦のために製作された同車両は、カーボンニュートラル燃料(CN燃料)を使用することで、CN燃料に適合する市販車ベースのレース用エンジン開発を行い、また、この参戦活動を通じて参加型モータースポーツ向けのレースベース車両やパーツの研究開発も行うとしている。
2023年スーパー耐久シリーズST-Qクラスに参戦予定の「CIVIC TYPE R CNF-R」のテスト走行を実施
株式会社ホンダ・レーシング(以下HRC)は、ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 Powered by Hankook(以下スーパー耐久シリーズ)の第2戦「富士SUPER TEC 24時間レース」※1から参戦予定の「CIVIC TYPE R CNF-R(シビック タイプアール シーエヌエフアール)」のテスト走行をモビリティリゾートもてぎ(栃木県)にて本日実施しました。
CIVIC TYPE R CNF-Rは、究極のピュアスポーツ性能を追求した「CIVIC TYPE R」をベースにスーパー耐久シリーズ ST-Qクラス※2参戦のために製作されたマシンです。HRCは「カーボンニュートラルの実現」をモータースポーツにおいて取り組むべき命題のひとつと位置付けており、CIVIC TYPE R CNF-Rでカーボンニュートラル燃料(CN燃料)を使用してレースに臨み、CN燃料に適合する市販車ベースのレース用エンジン開発を行っていきます。また、この参戦活動を通じて参加型モータースポーツ向けのレースベース車両やパーツの研究開発も行っていきます。
- ※1富士スピードウェイ(静岡県)にて5月27日(土)、28日(日)に開催
- ※2シリーズの主催者であるスーパー耐久機構が認めた、他のクラスに該当しない開発車両が参戦できるクラス
エントリー情報
HRC 代表取締役社長 渡辺康治のコメント
「このたび、このような新生HRCならではの活動について発表できることをうれしく思います。HRCはスーパー耐久シリーズへの参戦を通じて、多くのお客様にレースを楽しんでいただくためのレースベース車両やレース用パーツの開発を行うとともに、日本のレースシーンを盛り上げていきます。また、HRCが目指すモータースポーツ活動を通じたカーボンニュートラルの実現や、将来のHRCブランドの商品化に繋げていきたいと考えています」
リリース提供元:本田技研工業株式会社