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バイクタイヤのひび割れは防げる!日頃からできる簡単なチェックポイント

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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サイドウォールがひび割れた

しばらくバイクに乗ってなかったら、「あ~ サイドがひび割れてる!」なんてことありますよね。こうなるとなんか急にバイクが年取ったみたいで、気分が落ちてしまいますよね。特にサイドウォールがひび割れやすいのはなぜなのでしょうか?

ひび割れの原因

サイドウォールはトレッドコンパウンドとは違った役割を担っています。車体の荷重を支え、路面との荷重とバランスし、過度の変形を食い止める最後の砦です。
そんな縁の下の力持ち、サイドウォールはそもそも過酷な条件で働いています。たくさん働けばくたびれます。そんなサイドウォールのひび割れの原因はいくつかあります。

1.タイヤが古い
単純にタイヤが古い場合です。製造年が古いことも起因しますが、製造年が新しくても装着してから2年以上経てば、ひび割れのリスクはあります。

2.低圧走行
空気圧不足による低圧走行はタイヤ(特にサイドウォール)に過度のダメージを与えます。毎回乗るたびに空気圧チェックを欠かさないという人以外(つまり全員ってことです)はひび割れのリスクがあります。

3.長期保管
長く乗らない時は上記の低圧でのサイドウォールダメージのリスクがあります。長期で乗らないときは、前後共にリフトアップしてタイヤに負荷がかからない状態にしておくことで、ひび割れのリスクは軽減されます。

4.薬品の影響
市販のタイヤワックスなどもタイヤにはダメージを与えます。

5.オゾンの影響
大気中に含まれるオゾンもサイドウォールのゴムに悪影響を与えます。オゾンは目に見えないので、どのような場所にリスクが有るかわかりにくいのですが、エアコンの室外機などが近くにあると発生しやすいと言われています。

ひび割れを防ぐためには

タイヤが古い場合は、新品に交換しましょう。
タイヤというのは溝がなくなったら、新しくても交換が必要ですが、そうでなくても2年毎に交換したほうが、走りも見た目も美しくなります。

また、空気圧の管理はとても重要です。低圧走行は意識していても、ついやってしまいます。タイヤ故障原因のナンバーワンは低圧走行です。タイヤにケミカル類を使用しないほうが良いのは言うまでもなく、上記5つの中で最も防ぎにくいのは「オゾン」の影響です。これは保管場所を変えるなどして、防ぐしか無いかもしれません。

空気圧をしっかり管理して乗るだけで、大部分のトラブルは防げます。さらにマイレージも伸び、性能をきちんと発揮してくれて、ライディングを楽しむことができます。意識すればコントロールできる部分です。

まとめ

適正な空気圧で、オゾンに気をつけた保管場所で、タイヤワックスなどを使用しないようにすれば、タイヤのひび割れはある程度防ぐことができます。
そしてタイヤが減っても減らなくても、2年毎に愛車に新品タイヤを装着してあげましょう。せっかくの素敵なバイクもボロボロのサンダルみたいなタイヤでは可愛そうですね。

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