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アイディアの宝庫!バイク界の新星「カエディア」が面白い【東京モーターサイクルショー】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

【brand pickup】

2019年に創業され、わずか4年ほどでインターネット通販サイトを中心に存在感を増しているバイクカスタムパーツブランドがKaedear(カエディア)。神奈川県横浜市を本拠地とする日本生まれの新興ブランドは、若いスタッフたちによる勢いある独創的な視点の製品づくりで、一気にユーザーの心を掴んだ。とくにスマートフォンの車載ホルダーが人気だが、それ以外の製品も多彩。そんなカエディアが、第50回東京モーターサイクルショー2023で“ショーデビュー”を飾った!

目次

創業4年で知名度抜群の「カエディア」とは?

Kaedear(カエディア)は、神奈川県横浜市で2019年に設立された。代表を務める飯沢智博さんは、クルマのディーラーや用品店で整備士を務めていた時代から、プライベートではクルマもバイクもカスタム三昧。一方、仕事では「クルマやバイクのことで人から頼られたり、喜んでもらえる事が何よりの幸せだと感じていた」という。そして、「もっと多くのライダーに、バイクいじりを気軽に楽しんでもらい。そのために自分ができることは?」と考えてたどり着いたのが、カエディアの設立だった。

機械の知識と技術に関しては整備士時代の経験が豊富にあり、モノづくりに必要な発想力は自身の愛車カスタムですでに磨かれていた。そんなとき、クルマ用には置くだけでホールドしワイヤレス充電が開始されるスマートフォンホルダーがあるのに、バイク用品メーカーからは当時発売されていないことに気づく。そして、バイク業界初のQIワイヤレス充電スマホホルダーを企画・開発した事で話題に。当初は、中間業者を通さずにインターネットのみで直接販売することで、リーズナブルな価格も実現させた。

モーターサイクルショーに初出展

カエディアは、第50回東京モーターサイクルショー2023に初出展。大きなショーに出展すること自体が初めてだったが、ここでも若い感性で楽しさが伝わるブースを完成させた。基本的には、同社の製品が一堂に会した状態だったが、スマホホルダーだけでなくカエディアならではのアイデアが詰まった製品は多岐にわたり、それらをひとつずつチェックするだけでも、今後のバイクライフを想像してワクワクさせられる空間だった。また、ショーブースではバイク系ユーチューバーなどのゲストを招き、トークショーなどを実施。コンパクトな空間ながら華があり、多くの来場者が足を止めていた。

ショーでは最新の製品群が来場者をお出迎え

カエディアは、常に新しい製品を企画し、同時に既存製品のアップデートにも力を入れている。アイデア満載のカエディアから、とくに注目しておきたい新技術や製品を紹介しよう!

新型衝撃吸収マウントが先行デビュー!
【スマホホルダー スライドロック Airマウント搭載 KDR-M28】

バイクの走行による高周波の細かい振動が、iPhoneなどのスマホに搭載されたカメラの光学式手ブレ補正システムに悪影響を及ぼす可能性は以前から指摘されている。また、スマホをナビ代わりに使用するライダーも多いが、走行によって画面がブレると、当然ながら画面は見づらくなり、安全な走行を妨げる可能性もある。そこでカエディアは、最新のスマホホルダーで硬さが異なる3種類のバイブアブソーバーを同梱し、ユーザーが選択できる画期的なシステムを導入してきた。これにより、スマホの重さで防振性の調整が可能となり、柔らかいアブソーバーを使えば高周波振動を抑えることができる。

ただし、既存のシステムは1個の中心部ダンパーで振動を吸収する仕組みで、柔らかいアブソーバーを使用したときに段差通過などで大きな衝撃を受けると、ホルダー全体が大きく揺れる傾向にあった。そこでカエディアは、新たにエアマウントと呼ばれる構造を開発。エンジンマウントのように、フレームの四隅にエア内蔵のシリコン製エアキャップを搭載することで、ギャップ通過などで発生する本体の揺れを最小限に抑えながら、高周波振動を効率よく吸収する。つまり、振動吸収性と姿勢安定性が高次元で両立されているのだ。

こちらのシステムは、「スマホホルダー スライドロック Airマウント搭載 KDR-M28(3498円)」に採用され、今回の東京モーターサイクルショーで先行販売。そして、通常販売が開始された!

“回す”ことにこだわったスタイリッシュなスタンド
【グリップスタンド KDR-ST1】

チェーンメンテナンスなどに活用できるスタンドにも、カエディア流のアイデアを注入。一般的に、簡単な構造で長さを調整できるタイプのスタンドは、実用重視で味気のないデザインだが、カエディアは機能性だけでなくデザイン性にもこだわる。また、「握る工具はグリップ部が命」という整備士経験者ならではのこだわりから、回す部分をドライバーなどと同じようなグリップ形状に設計。本体上下に六角ポイントを設計して、スパナなどによる60度ごとのかけ返しを可能とするなど、他にもこだわりが満載だ。本体カラーにレッドも設定されているのには、目立たせることで外し忘れを抑止するという効果も狙った結果だ。

●グリップスタンド KDR-ST1
価格:4198円
カラー:ブラック、レッド、シルバー
有効範囲:245~400mm
耐荷重:200kg
材質:アルミニウム合金、ステンレス、真鍮、鉄、ゴム

整備士経験から生まれた便利な逸品
【モバイルコンプレッサー KDR-AP1】

空気圧調整が、自宅やツーリング先で手軽に行なえる充電式の電動エアポンプ。バイクだけでなく、クルマや自転車のタイヤにも使用できる。メンテナンス作業時にグローブを使用することも想定して、物理ボタンを採用。グローブを外さなくても操作できるのが便利だ。指定した空気圧まで自動的に充填される。

●モバイルコンプレッサー KDR-AP1
価格:5906円
電池容量:2000mAh/7.4V
吐出量:最大150PSI(20L/min)
充電:5V2A/タイプC
空気圧単位:PSI、BAR、KPA、Kg/cm2
最大空気圧:999KPA
サイズ:長さ157mm×横幅64mm×厚み44mm
重さ:420g
連続稼働時間:10分以内

こちらも注目しておきたいカエディア製品

SONY スタービス採用
ドライブレコーダー ワイヤレスリモコン KDR-D702-60

選べる高解像がうれしいドライブレコーダー。解像度1920×1080Pフレームレート60fps(200万画素)、解像度2560×1440Pフレームレート30fps(370万画素)が選択できる。前後に搭載するカメラは、ソニー製のスタービスIMX335で、広範囲かつ超鮮明な録画が可能。暗視性能にも優れ、トンネルなどで発生する白飛びや黒潰れもHDRが補正する。専用アプリにより情報量を多く表示させる事が可能。リアルタイムの位置情報や進行方向、速度などを、走行映像と一緒にスマホの画面に表示できる。microSDカードを本体に残したまま、録画データをスマホにダウンロード可能。本体にも録画データの再生機能がある。

【その他詳細】
ドライブレコーダー ワイヤレスリモコン KDR-D702-60
価格:3万6993円
解像度:1920×1080Pフレームレート60fps(200万画素)、解像度2560×1440Pフレームレート30fps(370万画素)
レンズ:口径F1.8、画角150°
サイズ:モニター=縦73mm×横110mm×幅32mm、ワイヤレスリモコン=縦65mm×横24mm×幅22mm、カメラ=縦47mm×横46mm×幅40mm
入力タイプ:USB/車両電源
入力電圧:5V2A
記録媒体:microSDカード 最大256GB/クラス10 U3(読み取り速度100Mb/書き込み速度60Mb程度)
防水防塵性:IP67相当(全構成部品)
主な機能:Wi-Fi(アプリ)、ループ録画、駐車監視、ディレイスリープ、GPS(位置,車速,高度,方位,日時)、Gセンサー(自動ロック)

ショー発表の新たな製品開発に興味津々!

カエディアは、東京モーターサイクルショーのブースにカワサキ・Ninja ZX-25Rのデモンストレーションモデルを展示。そこに装着されていたのが、現在開発中というヘッドライト&ウインカーユニットだ。ヘッドライトのポジションランプ部にシーケンシャル機能(いわゆる流れるウインカー機能)があり、イグニッションキーをオンにすると、光が輪郭部を回転するようなイルミネーションにより点灯。夜間のパーキングなどで、間違いなく目立つ。こちらの製品は、ライトユニットを丸ごと交換するタイプ。現在開発が進められていて、市販化する予定もあるとのこと。今後の情報発信を待ちたい!


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