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そば屋プロクラスのスーパーカブレースがアツい!選ばれたバイクタイヤは

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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cub cup優勝チームの足元はDIABLO™ ROSSO CORSA2!

写真協力:Say_row_gun_toy

「cub cup」というレースをご存じでしょうか。

ウェブサイト(http://www.japan-racing.jp/fsw/cub.html)によると、「カブマニアやホンダLover大集合! 超低燃費のビジネスバイクや電動バイクを使用した、地球とお財布に優しい時代を先行く、次世代モーターレースです!」という、富士スピードウェイを舞台に全4戦のシリーズ戦を行っている耐久レースイベントで、そのうちの第3戦はなんと富士スピードウェイのフルコースを使用して行われているそうです(通常はカートコースを使用)。

レギュレーション

レギュレーションは、1チーム2名以上8人以下で構成すること、製造メーカーがビジネスバイクとして販売している車両であることなどが定められているくらいのかなりゆるゆるのもので、クラスも「電気屋」(電動ビジネスバイク)、「ピザ屋」(50㏄以下のオートマチック車・3輪含む)、「新聞屋」(2ストローク50㏄以下のノーマル)、「寿司屋」(4ストローク60㏄以下のノーマル)、「ラーメン屋」(2ストローク90㏄以下のノーマル)、「そば屋」(4ストローク90㏄以下のノーマル)、「そば屋プロ」(4ストローク100~110㏄以下のノーマル)、「カレー屋」(4ストローク125㏄以下のノーマル)、「骨董屋」(1965年以前に製造された95㏄以下のノーマル)、「職人」(4ストローク150㏄以下、2ストローク80㏄以下、改造自由)という、なんともビジネスライク(?)な10クラスが用意されています。

メーカーがビジネスバイクとして販売している車両で行われるcub cup。もちろん、主要マシンはホンダが誇るビジネスバイクである「スーパーカブ」(写真はスーパーカブ110)。

これ以上の詳細は、cub cupのウェブサイトをご参照いただきたいのですが、こういうビジネスバイクで大真面目にレースをする、さらにはFISCOのフルコースで「CUB-CUP日本GP」なる4.5時間耐久まで開催しているそうですから、ホンダのスーパーカブに代表されるビジネスバイクマニアにはたまらないレースなのでしょうね、きっと。

雨の日のレース 優勝チームに選ばれたレインタイヤは

そんなレースをなぜこのサイトで取り上げるのかというと、昨年のシリーズ戦の「そば屋プロ」クラスで見事優勝を成し遂げたチームが装着していたタイヤが、ピレリのDIABLO™ ROSSO CORSA&CORSA2レインだったから。

スーパーカブ110にDIABLO™ ROSSO CORSA&CORSA2レインを履いた和光大学単車部 ピレリYS港北NTが、最終戦で2位に入って2022年のそば屋プロクラスを見事に制した。

もともと、アジアエリアで開催されているアンダーボーンマシンで行われるレース向けに開発されたタイヤなのですが、このタイヤが結構、このcub cupに適していて、特に雨模様のコンディションではCORSA2レインがかなりのアドバンテージを発揮していたそうなのです。

アンダーボーン用レースのために開発された90/80-17サイズの DIABLO™ ROSSO CORSA2とCORSA2レイン。cub cupでもその性能をいかんなく発揮してくれた。

2022年そば屋プロクラス優勝「和光大学単車部 ピレリYS港北NT」國吉選手

ということで、2022年のそば屋プロクラスを制した「和光大学単車部 ピレリYS港北NT」のライダーである國吉さんに話を伺いました。

大学の先輩がピレリのスタッフだったことでそんなタイヤがあることを知り、DIABLO™ ROSSO CORSA2&CORSA2レインを使用してみた國吉さんチーム。実際使用してみてどうだったのでしょうか。

スーパーカブ110でFISCOのカートコースを激走する國吉さん。

「グリップ性能だけなら、国産の他メーカーのタイヤに少々アドバンテージがありますが、雨が降って気温が低めなときはCORSA2レインがかなりよかったです。転がり抵抗の少なさや、ハンドリングの軽快感は、ちょっと乗れるライダーが乗ると相当いい感じです。グリップに関しても、しっかり荷重をかけてタイヤを潰せばOK。なにより、DIABLO™ ROSSO CORSA2は公道走行もOKなタイヤなので、耐久レースで使った後に公道でもそのまま使えるコスパの高さもありがたいですね」

このCORSA2&CORSA2レインは、90/80-17サイズなので、このcub cupだけではなく、國吉さんは白糸スピードウェイで開催されているレースでもホンダ・NS50Fに装着して参戦しているそうです。

最寄りの販売店さんで注文すれば手に入りますので、cub cupだけではなく、スーパーカブや90/80-17サイズのマシンでレースに出ていらっしゃる方は、ぜひ一度検討してみてください。

(公道でのインプレッションは、We!Bikeさんの記事をご参照ください。https://news.webike.net/parts-gears/23754/)

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